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VOICE TRAINING INFORMATION― ボイトレ情報 ―

【動画】高音は必ず伸びる!ミックスボイスは必要か?

2022/08/01
今回は高音の可能性
ミックスボイスについて考えていきます。

だいぶ前から話題にはなっていますが
高い音を出すならミックスボイスが必須である!

と今でもあらゆる動画や記事で紹介されているのを目にします。

それが果たして本当に必要な物なのか
そもそも厳密にどういう物をミックスボイス
と呼ぶのかというのも
人それぞれ違う意見であったりするため
未だ曖昧な状況ではありますが。


ではミックスボイスを出すための
ボイストレーニングをしていかなければ
C5やそれ以上の高い声はでないのでしょうか。



その答えは簡単です。
ミックスボイスとしてのトレーニングをせずとも高い声は出せるようになる
です


なぜならVIZのトレーナーもトレーニングに通われている方も
基本的に普段のレッスンの中では
ミックスボイスを出すためのトレーニングをしているのではなく



地声で高い声を出すためのトレーニング
をしているからです。

それでも多くの方が地声ハイトーンの音域が
伸びてきています。


またトレーナーもG5であったりと
高音域の発声をする事がありますが
ミックスボイスではなく
地声としてハイトーンを出すための
トレーニング
をしてきています。



ただ結果として出しているこの音色が
ミックスボイスだと感じる方もいると思います。

ですが途中でミックスボイスに切り替える意識もしていませんし
地声の感覚の延長で発声をしています。




このようにミックスボイスとしてのトレーニングをしなくても
高音域というのは必ず伸ばす事ができます。


もし声を出すのに 明らかに不必要な力が入っていたり、
明らかに出し辛い体のポジションであったりした場合には
それを修正するだけでも1つ2つ音域が伸びる事もよくあるくらいです。



もちろん地声と感じる音色で出すためには
音の厚みや芯のある音色を保ったまま
高い声を出す必要があります。

なのである程度以上のハイトーンには
筋力のバランスをとったりと、
総合的に鍛えていくため
習得には時間がかかります。


一瞬出るようになっても毎回
確実に出せるようなるまで
じっくり反復練習をしていかなければなりません。


それでも、誰でも何歳からでも
かかる時間に個人差はありますが
音域は確実に上がります



そうして一生懸命にトレーニングをしていった結果
やっと出るようになった自分の声が
地声なのかミックスボイスなのか、
どう呼ばれる物であっても

自分が出したかった音色として習得したものであるのなら
そこに問題はないのではないでしょうか。


細かい名前や出し方の括りにとらわれすぎず
高音域が出したいのであれば
地声を伸ばすというトレーニング方法でも
確実に出せるようになりますので
ゆっくり確実にボイストレーニングを
していきましょう。










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東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。