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VOICE TRAINING INFORMATION― ボイトレ情報 ―

【動画】石原慎也さんのような高音で歌うには?“シンデレラボーイ”

2022/08/24
今回はSaucy Dogのボーカル
石原慎也さんの声はどうやって出しているのか
どうやったらあの様な声が出せるようになるのか
について解説していきます。



曲はシンデレラボーイを聴いた上での解説です。


シンデレラボーイはとても人気のある曲ですよね。
こちらのトレーニングに通っている方さんのなかでも

「ああいう声を出せるようになりたいんです。」

とか、
「シンデレラボーイがきれいに歌えるようになれたらと思って」

というようにお話されてるか方がいらっしゃいます。


それくらいにあの声質に憧れる方は多いのではないでしょうか。


石原慎也さんの声を聞いてみて
特徴的なのは響きの位置が高い状態を
維持ながら出しているというところですね。


響き、共鳴の位置とは
メインで共鳴させたい場所をどこに持ってくるかが大切です。


例えば
低音であれば胸のあたり

中音であれば喉から口腔内

高音であれば口腔内から鼻腔

というように音域によってもこの共鳴の位置を変えていったりします。

また高音はイメージで伝える時には後ろに当てる、響かせる
というような言葉を使うあります。


やり方としては共鳴させたい場所の空間を
広くてして響かせる
のですが

後に当てる、響かせるというのは
高音に関しては軟口蓋を引き上げ、
喉の後ろ部分の空間が閉じないよう
キープします。

そして鼻腔の方の空間を広げたいので
上咽頭部にも空間を作り
鼻にも少し息が通るようにすると
出しやすく良い音色になっていくと思います。


他に高音でも前に当てる前に響きを集めるといった出し方もあります。
音色としては地声感がより強く
高音域で出すにはやや重たくも感じるかもしれません。

この出し方も間違いという訳ではないのですが
少し出しづらく感じると思いますので
やはり後ろよりに響かせれた方が
出しやすさとしても出しやすく

この曲シンデレラボーイを歌うにしても
ご本人の発声に近い音色になっていくと思います。


今回のようにこんな歌声がいい
と目指すアーティストさんがいた時に

どのように声を響かせているのか
を意識していくと近い音色が出せたり
その方と同じような音域が楽に出せたり
するケースもあります。


なので共鳴させる場所やイメージとして
後ろにや前にといった角度を意識しながら
是非好きなアーティストさんの出し方を
研究してみて下さい。




今回は石原さんを取り上げさせて頂きましたので、
共鳴の位置を高くしたまま歌うトレーニングを積み重ねて
シンデレラボーイを気持ちよく歌えるようになっていきましょう。








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ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。