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VOICE TRAINING INFORMATION― ボイトレ情報 ―

【動画】高音を伸ばす為には共鳴空間が重要!

2022/05/14
トレーニングしていても
高音がどうしても持ち上がらない
そう感じることはないでしょうか?

今回は高音ののびない原因の中の一つ
共鳴のコントロールについてふれていきます。

この中々難しい高音の出し方ですが、
出ないのには勿論原因があります。

高音を出したいと体験で来られる方の中でも、
この原因が明らかにフォームが悪すぎたり等
明確であったとしたらすぐ直せるものも多いため
その場である程度高音が出るようになる場合もあります。

またそれとは逆に出し方そのものに
あまり問題がないような場合では、
反復練習を必要とするものがあるため
その時すぐにはのびにくい場合もあります。


ただそんな様々ある原因の中でも多いものが

共鳴のコントロールが出来てない

という場合です。



以前2年トレーニングを受けていても変わらなかった、
や独学で長年やってきたけど、という方でも
実際に声を聞かせて頂くと

やはり音が持ち上がりにくく
上の位置に共鳴のポイントを持っていけていない状態でした。




この共鳴とは簡単に考えれば空間が振動する事です。

そしてその共鳴する部分を共鳴腔といいますが、
身体の中にある共鳴腔のどこ響かせるかを
コントロールする事が必要になってきます。


高い声には高い声を出すのに適した響かせる場所があるため
そこに上手く音があたっていないと
どうしても出しづらくなってしまいます。

例えば胸にも共鳴腔がありますが
これは位置としては下という表現になります。

この下の位置で響かせながら高音を出そうとしても難しく
逆に口腔内上部を広げ
喉の上部や鼻等、
上の部分に響かせるようにする事で
高音が出しやすくなるのです



ただこの共鳴腔は最初から空間が広がっている訳ではありません。

声帯から上の声の通り道の事を声道といいますが
口の中を広くしたり狭くしたり、
鼻と口の繋ぎ目を開いたり
舌根の位置を変えたり等

様々な使い方で声道の形を変える事によって、
音域に適した空間の形に変えていきます。


この共鳴させる位置を変えることで同じ高さの音であっても
音色まで変わってきます。


では改めて上の位置で共鳴させ、
高音を出すポイントです。


まずは口腔内上部のを広げます
軟口蓋辺りを引き上げます

高音で目を閉じないで下さい
目を閉じてしまうと、
口の中の空間を広く引き上げにくいので、
慣れるまでは目を閉じないようにして下さい。


重心は後ろに持っていきましょう
後に持っていった方が共鳴の位置をより持ち上げやすくなります。


まずは今あげた点を日々のボイストレーニングの中に取り入れてみて下さい。








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東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。