【動画」高音を伸ばしていく為には
2021/10/20
高音を伸ばしていくためには
最近の曲は高音が出ないと歌えない歌が増えてきています。
男性の歌で仮に歌うのが女性だったとしても、
出すのが辛い高さまで平気で上がる歌もたくさんあります。
なのでこの高音に関しては悩んでいる方も非常に多く、
少しでもいいから改善をしたいと思っている方がたくさんいます。
そんな思いを胸にボイトレに来てくださる方もたくさんいるのですが、
その高音を練習する際にいくつかの注意点が存在します。
高い音を練習する際にはよく「ドレミファソファミレド」のような
基本的なスケールを使うことが多いのですが、
高い音を出そうとするあまりに
どんどん声が大きくなっていってしまうことが多いです。
これはつまり呼気圧(息を吐く力)が強くなっていっているのですが、
これはあまりいい現象ではありません。
以前にも説明しているとは思いますが、
人間の身体の構造上高音になればなるほど呼気圧が上がります。
しかし何も意識しないまま発声をし続けるとどんどん呼気圧が上がり、
結果声帯に異常な負担がかかる、いわゆる張り上げ発声になっていきます。
そうなってしまうと喉周りにも余計な力も入り、
結果的に高音に必要な筋肉をピンポイントで鍛えることができなくなります。
なのでまず最初はそこまで大きな声を出そうとせずに、
出るところまででいいので高音を少しずつ出していくことがポイントになります。
次に最初から太い声を出そうとしないということです。
はじめの方は声が細く声量もない状態で高音を届かせることになるのですが、
これが自分のイメージしている音と違いすぎて嫌になってしまう方も多いです。
しかし最初から自分の限界音以上の音を太く響いた声で出せる人はいません。
なのでまずは細くてもいいので、
その音に到達するイメージをつかんでください。
そこから徐々に声を太くしていくイメージで練習しましょう。
高音というのは自然と喉周りや口周りに力が入りやすくなります。
自分の限界音以上の音は特にそうなりやすいです。
そこで同時に力を最大限に抜いて太く響かせるのは相当至難の業です。
なので上記の順番を意識しながら練習してみましょう。
そして高音にいくにつれて、
いわゆる裏声になっていってしまう現象も起きると思います。
完全に裏声になってしまうのはNGですが、
裏声に寄っていくだけであれば大丈夫で、
「この声って裏声なのか地声なのかわからない」という曖昧な感覚でもOKです。
とにかく高い音に到達したという経験をいかに積むかが大切で、
その回数が多ければ多いほど声帯はその感覚を掴んできます。
スタッカート発声で短くその音に到達するというのもおすすめの練習方法です。
高音を長く伸ばすとより難易度は上がるので、
一瞬だけでもその音に到達させて覚えさせるという意味で有効になります。
上記の注意点を踏まえて、
日々のボイトレの中で高音練習に励んでみてください。
詳しくはこちら↓↓
最近の曲は高音が出ないと歌えない歌が増えてきています。
男性の歌で仮に歌うのが女性だったとしても、
出すのが辛い高さまで平気で上がる歌もたくさんあります。
なのでこの高音に関しては悩んでいる方も非常に多く、
少しでもいいから改善をしたいと思っている方がたくさんいます。
そんな思いを胸にボイトレに来てくださる方もたくさんいるのですが、
その高音を練習する際にいくつかの注意点が存在します。
高い音を練習する際にはよく「ドレミファソファミレド」のような
基本的なスケールを使うことが多いのですが、
高い音を出そうとするあまりに
どんどん声が大きくなっていってしまうことが多いです。
これはつまり呼気圧(息を吐く力)が強くなっていっているのですが、
これはあまりいい現象ではありません。
以前にも説明しているとは思いますが、
人間の身体の構造上高音になればなるほど呼気圧が上がります。
しかし何も意識しないまま発声をし続けるとどんどん呼気圧が上がり、
結果声帯に異常な負担がかかる、いわゆる張り上げ発声になっていきます。
そうなってしまうと喉周りにも余計な力も入り、
結果的に高音に必要な筋肉をピンポイントで鍛えることができなくなります。
なのでまず最初はそこまで大きな声を出そうとせずに、
出るところまででいいので高音を少しずつ出していくことがポイントになります。
次に最初から太い声を出そうとしないということです。
はじめの方は声が細く声量もない状態で高音を届かせることになるのですが、
これが自分のイメージしている音と違いすぎて嫌になってしまう方も多いです。
しかし最初から自分の限界音以上の音を太く響いた声で出せる人はいません。
なのでまずは細くてもいいので、
その音に到達するイメージをつかんでください。
そこから徐々に声を太くしていくイメージで練習しましょう。
高音というのは自然と喉周りや口周りに力が入りやすくなります。
自分の限界音以上の音は特にそうなりやすいです。
そこで同時に力を最大限に抜いて太く響かせるのは相当至難の業です。
なので上記の順番を意識しながら練習してみましょう。
そして高音にいくにつれて、
いわゆる裏声になっていってしまう現象も起きると思います。
完全に裏声になってしまうのはNGですが、
裏声に寄っていくだけであれば大丈夫で、
「この声って裏声なのか地声なのかわからない」という曖昧な感覚でもOKです。
とにかく高い音に到達したという経験をいかに積むかが大切で、
その回数が多ければ多いほど声帯はその感覚を掴んできます。
スタッカート発声で短くその音に到達するというのもおすすめの練習方法です。
高音を長く伸ばすとより難易度は上がるので、
一瞬だけでもその音に到達させて覚えさせるという意味で有効になります。
上記の注意点を踏まえて、
日々のボイトレの中で高音練習に励んでみてください。
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