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VOICE TRAINING INFORMATION― ボイトレ情報 ―

【動画】自分の姿を見ながら発声練習をしよう

2021/10/09
自分の姿を見ながら発声練習をしよう

皆さんは発声練習をしている時に鏡を見ながら
発声練習をしていますでしょうか?


これはなかなかできていない方が多いです。

生徒さんの中で10年間他のボイトレをしていて、
最後までhiAが出なかった生徒さんが来ました。

そこで発声を見させていただいた時に、
かなりひどい姿勢で発声していることがわかり、
それを修正したらすぐにhiAが出るようになりました。

このように歌を歌う上で姿勢というのはとても重要になってきます。

歌というのは他の楽器と比べて、
自分自身の身体で行う動作がとても多いです。

しかも身体の内側でやっていることもかなり多いため、
見たいと思っても見れません。

しかし鏡を見ることで改善できることはたくさんあります。

・口の開き方
・呼吸時の身体の動き
・首が真っ直ぐになっているか
・顎が出ていないか
・猫背になっていないか
・表情筋の動き


など。

鏡を見るだけで正しい姿勢にすることができ、
それだけで発声が改善されることもたくさんあります。

今上げた例は鏡を見ないと自分では認識できません。
認識できていないということは改善したくてもできません。


この姿勢の話をすると、
「テレビなどに出ているプロは悪い姿勢になっていたのですがいいのでしょうか?」
と疑問に思われる方がいます。

確かにプロの方を見ていて、
発声的観点から見るとあまりよくない姿勢で
発声をしている方はたくさんいます。

しかし逆にテレビやライブなどで、
発声的観点からだけ見ていい方法で、
姿勢などを気にして棒立ちで歌っている姿を想像してみてください。

おそらくあまり魅力を感じない立ち姿になると思います。

プロというのは発声だけでなく、
総合的に魅力的に映るようにしている方が多いです。


つまり発声的にはあまりよくないけれど、
演出的にはこっちの方がかっこいいなどの理由でやる場合もたくさんあります。

そしてそういう見え方も含めて鏡の前で歌っている方がほとんどです。

それくらい鏡を見て発声するということは、
総合的にいいということになります。


もちろんアマチュアや趣味志向の方で、
最終的にカラオケなどで歌うときに発声練習の時のような姿勢で歌っても、
声は出るかもしれませんが場合によってはよくないこともあると思います。

つまり練習の時には姿勢を鏡で確認しながら基本的な発声力を身につけて、
いざ歌う時には自然体で歌うのがいいと思います。

こういう練習をしないと歌う時に必ず悪い癖が出てきます。
悪い癖が練習で付かないように、
日々のボイトレはできるだけ自分の姿を認識できる環境で行いましょう。

詳しくはこちら↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。