【動画】表現力の高い歌とは
2021/09/01
表現力の高い歌とは。
「この人の歌、表現力が高いよね」という言葉を耳にしたことはあると思います。
しかし「表現力」という言葉は非常に抽象的で、
人によって感じ方が変わってしまう曖昧な言葉になります。
ではその表現力が高い歌とはどういう歌のことを指すのでしょうか。
こういった抽象的な言葉をイメージする時には、
その言葉の正反対にあるものをイメージするとわかりやすかったりします。
この場合の表現力の高い歌の正反対とは、
「棒読みで強弱のない歌」という風になります。
つまり表現力の高い歌というのは、
「棒読みではなく強弱のある歌」という風に捉えることもできるということです。
よく歌の表現力を高めるレッスンの中で、
「もっと気持ちを込めて!」とフィジカル以外の部分のアプローチしかしないトレーナーもいます。
確かに人間というのは気持ちが声に作用します。
嫌なことがあったら自然と声のトーンは暗くなりますし、
楽しいことがあれば自然と声のトーンは明るくなります。
しかし全ての人が同じようにそうなるわけではないので、
発声的観点から表現力を高める必要性があります。
声の表現力としては大きく分けると二種類あります。
・音色
・強弱
音色というのは具体的に言うと声帯の開け閉めと共鳴の変化で変えていきます。
声帯を少し開ければ柔らかい音になりますし、
声帯をきちんと閉じれば固い音になります。
共鳴の変化では音を明るくしたり暗くしたりします。
さらにはこのようなテクニックを歌の中でただ闇雲に使うのではなく、
その歌が聴いてる人によりよく聴こえるように、
効果的に使い分けることで表現力アップにつながります。
強弱というのはその名の通りですが、
この強弱というのを間違って捉えてしまうと、
非常に聴きづらい歌になってしまう恐れがあります。
というのも「強弱」というのは、
ただ音を強くしたり弱くしたりしてしまうと、
全体の音量バランスというのが非常に悪くなってしまい、
聴いている方が疲れる歌になってしまいます。
例えばAメロなどは凄く小さく歌っていたのに、
サビになって急に音が大きくなったらびっくりすると思います。
このように歌い手の感覚(主観)のみで音の強弱を捉えてしまうのはNGです。
あくまできちんと鳴っている(声量がキープできている)ということが前提で、
その中での強弱というものが必要になってきます。
「表現力」という言葉は非常に曖昧です。
聞き手側の価値観などにも左右されます。
しかし歌の中でのメロディーの捉え方、歌詞の捉え方、
伴奏との調和をきちんと理解して出した時の声が、
いわゆる表現力の高い歌となるのは間違いありません。
上記のことを踏まえて、より表現力のある歌を目指して日々ボイトレに励んでください。
詳しくはこちら↓↓
「この人の歌、表現力が高いよね」という言葉を耳にしたことはあると思います。
しかし「表現力」という言葉は非常に抽象的で、
人によって感じ方が変わってしまう曖昧な言葉になります。
ではその表現力が高い歌とはどういう歌のことを指すのでしょうか。
こういった抽象的な言葉をイメージする時には、
その言葉の正反対にあるものをイメージするとわかりやすかったりします。
この場合の表現力の高い歌の正反対とは、
「棒読みで強弱のない歌」という風になります。
つまり表現力の高い歌というのは、
「棒読みではなく強弱のある歌」という風に捉えることもできるということです。
よく歌の表現力を高めるレッスンの中で、
「もっと気持ちを込めて!」とフィジカル以外の部分のアプローチしかしないトレーナーもいます。
確かに人間というのは気持ちが声に作用します。
嫌なことがあったら自然と声のトーンは暗くなりますし、
楽しいことがあれば自然と声のトーンは明るくなります。
しかし全ての人が同じようにそうなるわけではないので、
発声的観点から表現力を高める必要性があります。
声の表現力としては大きく分けると二種類あります。
・音色
・強弱
音色というのは具体的に言うと声帯の開け閉めと共鳴の変化で変えていきます。
声帯を少し開ければ柔らかい音になりますし、
声帯をきちんと閉じれば固い音になります。
共鳴の変化では音を明るくしたり暗くしたりします。
さらにはこのようなテクニックを歌の中でただ闇雲に使うのではなく、
その歌が聴いてる人によりよく聴こえるように、
効果的に使い分けることで表現力アップにつながります。
強弱というのはその名の通りですが、
この強弱というのを間違って捉えてしまうと、
非常に聴きづらい歌になってしまう恐れがあります。
というのも「強弱」というのは、
ただ音を強くしたり弱くしたりしてしまうと、
全体の音量バランスというのが非常に悪くなってしまい、
聴いている方が疲れる歌になってしまいます。
例えばAメロなどは凄く小さく歌っていたのに、
サビになって急に音が大きくなったらびっくりすると思います。
このように歌い手の感覚(主観)のみで音の強弱を捉えてしまうのはNGです。
あくまできちんと鳴っている(声量がキープできている)ということが前提で、
その中での強弱というものが必要になってきます。
「表現力」という言葉は非常に曖昧です。
聞き手側の価値観などにも左右されます。
しかし歌の中でのメロディーの捉え方、歌詞の捉え方、
伴奏との調和をきちんと理解して出した時の声が、
いわゆる表現力の高い歌となるのは間違いありません。
上記のことを踏まえて、より表現力のある歌を目指して日々ボイトレに励んでください。
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