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VOICE TRAINING INFORMATION― ボイトレ情報 ―

【動画】間違いだらけのボイトレ①~滑舌について~

2021/03/20
口を動かすことが滑舌改善!?

普段誰かと話す時に、
滑舌が悪くて悩んでいる方は多いと思います。

滑舌が悪いと思ったことをスムーズに伝えられなかったり、
聞き返されてしまって会話のリズムが悪くなってしまったりしますよね。

昨今は会社でのプレゼンなど人前で話すことの重要性が広まり始めて、
滑舌を少しでもよくするために改善しようとする方も多くなってきています。

そしてそのような方達がボイトレスクールに通ったり、
本を読んだりYouTubeなどで滑舌の悪さを改善するために努力されているのですが、
こういう風に教えられることが多いです。

「口を大きく動かしましょう」

よく聞く言葉ですよね。
話し方を習ったことが無い方でも、
口を大きく動かすのが重要と思っている方は少なく無いと思います。

ではテレビでよく観る喋りのプロのアナウンサーの口元をよく見てみてください。
口が大きく動いているでしょうか?

確かに口がよく動いている方もいますが、
いわゆる教則動画やスクールなどで教えられる口の動かし方をしている方はいないと思います。

話す時に口を必要以上に大きく動かそうとしてしまうと、
口周りに余計な力が入ってしまい
逆に不自然な発音になってしまって滑舌が悪化してしまいます。


口周りの筋肉の準備運動という明確な「目的」を持ってやること自体は悪く無いのですが、
話す時にまでその意識で話してしまうのはあまりいい方法とは言えません。

つまり口を大きく動かすことで滑舌がよくなるとは考えられないのです。

ではどうしたら滑舌が良くなるのでしょうか。

滑舌がいい方というのは口自体は大きく動かさずに、
必要最小限の力で柔軟に舌や口腔内を動かすことができる方です。

つまり「力を抜く」という行為がとても重要になってきます。

普段話している時に必要以上に口を動かそうとして、
力んで話す方はいないと思います。

口を大きく動かすことが滑舌をよくする全てではありません。
もちろん「動かせる」ということは大事ですが、
自分の何が原因で滑舌が悪くなっているのかを把握することが大切です。

個人的に思う滑舌の悪い方は、
主に舌の位置、口腔内の空間の取り方、歯並びの悪さなどの原因が多いように思います。

これら全て口の中のことなので、
口を大きく動かすこととはあまり関係がありません。

口周りの筋肉や表情筋が弱いから、
舌の筋肉が弱いからと言われて口を頑張って動かす練習をしている方が多いですが、
少し考え方を変えてボイトレをしてみるのも一つの方法だと思います。


詳しい動画はこちら↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。