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VOICE TRAINING INFORMATION― ボイトレ情報 ―

【動画】「ら」を使った発声練習。高音を伸ばす発声練習

2021/03/13
いきなりですが、皆さんは高音を綺麗に出したいと思いませんか?

もっと鋭い高音を出したい!憧れのアーティストのような高音を出してみたい!
人それぞれで高音に対しての意識は、方向性は違っても出したいことには変わりませんよね?
その中で、子音や母音に左右されずに全てほぼ均等に響きを作りたいですよね。

さて今回は、その高音発声をする上で『ら』の発音を使ったボイストレーニング方法になります。

早速ですが、まず『ら』の発音の特徴についてお話ししたいと思います。
『ら』は、舌を使って響きが前に行くようになっています。
つまりは、全部舌先に力がいくので喉の奥の力が抜けやすいので喉に力が入ってしまう人はおすすめの練習方法です。

そこで『ら』の発音は前に響きがいくという特徴で、上に響きを持っていくのには向いていないと思ってしまいます。
あながち間違いではありません。
しかし、向いていないだけで出す方法はあります。

その方法としては、高音に行くにつれて舌の位置を意図的に上の方に持ってくるというやり方になります。

詳しく説明をすると、『ら』は前に響きが行きやすい発音ですので何も意識をせずに音を上げていけばそのまま前の響きでなかなか響きがイマイチなものになってしまいます。
そこで、発声(発音)する際にとにかく上だったり後ろの方に舌を持っていくんだという意識をするだけでだいぶ変わってきます。

軟口蓋と呼ばれる場所に舌を意識して後ろの方につけてみてください。
そうすると、響きが後ろに誘導されるようになるケースが多くみられます。
『ら』としての発音は日本語だと変に聞こえてしまいますがそれで大丈夫です。

気をつけて欲しいことは二つで、
まず一つ目は、舌の位置がどこにあるのか、どこにつけているのかをしっかりと自分の中で考えて響きが良い位置を探してみること。

二つ目は、共鳴の位置をどの場所で意識をすると出しやすくて響きが強いのかを大切にしてみてください。

今回は『ら』の発音に関してお話をさせていただきました、舌の位置が微妙に変わるだけで、とてつもなく響きが変わってきます。いろんなボイストレーニング方法があると思います、今回のトレーニング方法もぜひ参考にしてみて、高音が楽に、綺麗に出せるようになるために、試行錯誤で練習をしてみてください!!

もしわからなくなってしまったりすれば自分だけでなく人に聞いてもらうことも大切だと思うので、是非他の人にも聞いてもらいましょう。


詳しい動画はこちら↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。