【動画】高音の発声~正しいアゴの位置~
2021/01/23
正しいアゴの位置とは
今回は高音を発声する時にアゴが出しまう方の対処方法と、
なぜアゴが前に出てしまうのかというメカニズムを解説していきます。
よくボイトレの高音発声時に癖でアゴが前に出てしまう方は多いです。
では、なぜアゴが前に出てしまうのがダメなのでしょうか。
皆さん、アゴを思いきり前に出してみてください。
恐らく喉から胸にかけてとても力が入ってしまうと思います。
そうなってしまうことにより喉の空間が狭まり、とても声が出しづらく感じると思います。
音は空気の振動なので空間が広い方がいいです。
狭まってしまうことによって苦しそうな声に聴こえてしまいます。
しかし、わかっていても高音になるにつれてアゴが前に出てしまったりします。。。
声帯というのは薄く引き伸ばすと高音が出て、縮めて上げることで低音が出ます。
そして、その薄く引き伸ばす時にアゴが出てしまいます。
そのメカニズムを解説していきます。
本来高音発声時というのは声帯の下にある「輪状軟骨」が後ろに傾き、
声帯を覆うようにしてある「甲状軟骨」が少し前に傾くことにより、前後に引っ張られて出ます。
基本的にはこの「輪状軟骨」という後ろに傾く部位を主に使って出すのが理想です。
しかし、アゴが前に出しまう癖のある方は、
この「甲状軟骨」が前に傾くのを補助するような形でアゴが前に出てしまいます。
すると上記のように空間の狭まった苦しい声になってしまうわけです。
そういう方は、発声時にアゴが前に出ないように抑えて発声してみてください。
アゴを抑制することにより本来使うのが好ましくない筋肉の使用や動きの抑制になります。
しかし、このように発声練習をすると、
今までアゴを出すことによって無理やり届かせていた高音が出なくなることもあります。
ただそれは正しい筋肉や動きをできている証拠なのでそのまま練習してみてください。
そしてアゴを抑えることで先ほど書いた「輪状軟骨」を使って高音を発声しようとします。
この部位は後ろに傾くので空間を後ろに広げることができます。
ここを補助するような動きはしても構いません。
頭の後ろを引っ張るようにイメージしてみたり、
身体を倒れない程度に後ろ重心にしみたりするのもいいと思います。
どうしても身体の中のことなので、
ピンポイントで輪状軟骨を動かすことは難しいです。
ですが、イメージをしてボイトレをすることにより、
実際そこの部位がより鍛えられたり動きやすくなったりします。
これはボイトレ全般に言えることなので、
きちんと正しい動きを意識しながら日々トレーニングしてみましょう。
詳しい動画はこちら↓↓
今回は高音を発声する時にアゴが出しまう方の対処方法と、
なぜアゴが前に出てしまうのかというメカニズムを解説していきます。
よくボイトレの高音発声時に癖でアゴが前に出てしまう方は多いです。
では、なぜアゴが前に出てしまうのがダメなのでしょうか。
皆さん、アゴを思いきり前に出してみてください。
恐らく喉から胸にかけてとても力が入ってしまうと思います。
そうなってしまうことにより喉の空間が狭まり、とても声が出しづらく感じると思います。
音は空気の振動なので空間が広い方がいいです。
狭まってしまうことによって苦しそうな声に聴こえてしまいます。
しかし、わかっていても高音になるにつれてアゴが前に出てしまったりします。。。
声帯というのは薄く引き伸ばすと高音が出て、縮めて上げることで低音が出ます。
そして、その薄く引き伸ばす時にアゴが出てしまいます。
そのメカニズムを解説していきます。
本来高音発声時というのは声帯の下にある「輪状軟骨」が後ろに傾き、
声帯を覆うようにしてある「甲状軟骨」が少し前に傾くことにより、前後に引っ張られて出ます。
基本的にはこの「輪状軟骨」という後ろに傾く部位を主に使って出すのが理想です。
しかし、アゴが前に出しまう癖のある方は、
この「甲状軟骨」が前に傾くのを補助するような形でアゴが前に出てしまいます。
すると上記のように空間の狭まった苦しい声になってしまうわけです。
そういう方は、発声時にアゴが前に出ないように抑えて発声してみてください。
アゴを抑制することにより本来使うのが好ましくない筋肉の使用や動きの抑制になります。
しかし、このように発声練習をすると、
今までアゴを出すことによって無理やり届かせていた高音が出なくなることもあります。
ただそれは正しい筋肉や動きをできている証拠なのでそのまま練習してみてください。
そしてアゴを抑えることで先ほど書いた「輪状軟骨」を使って高音を発声しようとします。
この部位は後ろに傾くので空間を後ろに広げることができます。
ここを補助するような動きはしても構いません。
頭の後ろを引っ張るようにイメージしてみたり、
身体を倒れない程度に後ろ重心にしみたりするのもいいと思います。
どうしても身体の中のことなので、
ピンポイントで輪状軟骨を動かすことは難しいです。
ですが、イメージをしてボイトレをすることにより、
実際そこの部位がより鍛えられたり動きやすくなったりします。
これはボイトレ全般に言えることなので、
きちんと正しい動きを意識しながら日々トレーニングしてみましょう。
詳しい動画はこちら↓↓