ボイストレーニングの方法や、滑舌・話し方に関するお役立ち情報をお届けします

音痴について。音痴の原因とは。

「音痴」という単語を一度は
聞いたことがあるのではないでしょうか。


皆さんがボイストレーニングをご自身でするときに、
治したいランキングでもトップになるぐらい悩みを抱えてる方が大勢いると言われています。
　


まず、音痴と聞いてご自身で考えられることはなんですか？

大抵の方は音感がないから、音程が取れないから？と考える人は多いです。

しかし、本当にそれだけが原因なのでしょうか。

原因は他にもあります。



1つ目は、その音がわからない、つまり音感が発達していないという問題点。

2つ目は、発声可能音域が狭いという問題。

この問題は聞いてもあまりパッとしないと思うので簡単に説明をすると、
自分の体が出せる最大の音域が狭いが故に、
発声練習や曲を歌う際にその音域以上の音程が出てきて仕舞えば、
音が外れてしまうのは当然というか必然的なことです。

ただしこれは、音痴という表現ではなく
自分の身体能力が追いついていないという表現の方が適していると思います。


3つ目は、音を覚える能力が足りないという点です。

これは一つ目と似ているようでちょっと違う問題点で
例えば、
ワンフレーズ聞いたこともない曲をきかせられて、
一回聞いて完璧に歌える人はなかなか少ないと思います。

要は、記憶力的な問題になってきています。
曲を一拍目で入るのか、裏で入るのかのタイミング的なものもそうですし、
そもそもメロディーの音の動きを覚えられるかという記憶力の問題点にもなってきます。

以上が主に考えられる問題点になってきます。


まず、この三つの問題点の中で自分はどれに当てはまっていて
どのような練習方法と訓練が必要なのかを把握する必要があります。


基本第三者の人に聞いてもらい、自分の改善点を見つけ
そこを徹底的に直していく方法が一番わかりやすいやり方になります。

自分で改善点を見つける場合は
“自分の歌を録音し、自分はどうなっているのか”を確かめてください。




次に、練習方法を紹介します。

一つ目は、自分の出しやすい音で発声をしていきます。

電子ピアノや、スマートフォンの鍵盤のアプリで、その音を探して出します。
自分の発声している音程を楽器で出せるように訓練してみてください。

二つ目は、とにかく正しい発声方法でボイストレーニングをする必要があります。

自分の歌いたい曲の音域を発声で出せるようになってからでないと
当然その歌を歌う事はできません。

三つ目は、日頃からいろんな音やいろんなフレーズを忠実に再現をしてみましょう。
それには、自分の歌った歌を録音して、見本の歌と聞き比べる事です。

以上三つをご紹介しましたが、他にもいろいろ方法はあります。
まずはこれらを試してみてください。


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