【動画】鼻声の効率的な治し方~鼻腔共鳴との違い~
2020/09/30
皆さんは、声の悩みはありますか?
ボイストレーニングは、いろいろな声の悩みを解決する事に非常に役立ちます。
今回は「鼻声の治し方」についてです。
鼻声で悩んでいる方は多いと思います。
まず、鼻声の声質については、鼻にかかったような細い声です。
なかなか表現しにくいですが、例えるならばヘリウムガスを吸って声を出したような声質に似ているのかもしれません。
逆に鼻声じゃない声質は、しっかりと響きがあって太く出ている声です。
なぜ、鼻声になってしまうのでしょうか。
原因は舌の位置にあります!
太い響きがある声の舌の位置は、基本的に下に定着しています。
鼻声の声質には舌の付け根である舌根に力が入って奥の方へ行き、
舌が上に上がって空気の通り道を遮ってしまうような形になります。
もう一つ考えられるのが、
鼻腔共鳴を間違った認識で声を出したら鼻声になってしまった例です。
鼻腔共鳴は鼻腔に響きを共鳴させてより響かす方法ですが、
“鼻を響かせれば良いという認識では鼻声になってしまう”という原因もあります。
鼻腔共鳴と鼻声は、紙一重であること同時に、
全くの別物ということを、頭に入れて練習に臨むようにしましょう。
では、舌の位置が力まず、奥にいかず、上に上がらなくする練習法をやってみましょう。
①「う」の発音で発声練習をします。
⇒この時に注意する点は、低めの音程でなるべく自然体で発声をしましょう。
②その音程のまま「お」の発音でやってみます。
⇒「う」の発音で発声した感覚のまま「お」でやってみましょう。
③次に、「え」の発音、「あ」の発音と進んでいきます。
④その音程ができるようになったら半音ずつ上がっていき、チャレンジしてみましょう。
もしかしたら、音が高くなってくにつれて「鼻声」に戻ってきてしまうかもしれません。
そしたら、鼻声になってしまった一つ半音下の音で何度も反復してやってみましょう。
もしこの方法でもできなかった場合は、
もう一つの方法があるので、そちらを試してみてください。
その方法は、子音を使った発声で「ら」、「は」を使ってやってみてください。
「ら」は、舌を前に出して発声する言葉なので、必然的に舌根が奥まりにくくなります!
「は」は、Hの子音により最初に息が出ていく事によって喉を開かせる効果があります!
こちらの子音も同じ音程の進み方で行ってみてください。
今回、鼻声の治し方についてお話をしましたが、
決して鼻声が悪いと言いたいわけではありません!
鼻声を表現として意図して出しているのか、
何も意識せず癖として出してしまっているのか、その違いです。
是非、自分の癖を治すために
動画を見返してボイストレーニングに励んでみてください!
動画はこちらからチェック↓↓
ボイストレーニングは、いろいろな声の悩みを解決する事に非常に役立ちます。
今回は「鼻声の治し方」についてです。
鼻声で悩んでいる方は多いと思います。
まず、鼻声の声質については、鼻にかかったような細い声です。
なかなか表現しにくいですが、例えるならばヘリウムガスを吸って声を出したような声質に似ているのかもしれません。
逆に鼻声じゃない声質は、しっかりと響きがあって太く出ている声です。
なぜ、鼻声になってしまうのでしょうか。
原因は舌の位置にあります!
太い響きがある声の舌の位置は、基本的に下に定着しています。
鼻声の声質には舌の付け根である舌根に力が入って奥の方へ行き、
舌が上に上がって空気の通り道を遮ってしまうような形になります。
もう一つ考えられるのが、
鼻腔共鳴を間違った認識で声を出したら鼻声になってしまった例です。
鼻腔共鳴は鼻腔に響きを共鳴させてより響かす方法ですが、
“鼻を響かせれば良いという認識では鼻声になってしまう”という原因もあります。
鼻腔共鳴と鼻声は、紙一重であること同時に、
全くの別物ということを、頭に入れて練習に臨むようにしましょう。
では、舌の位置が力まず、奥にいかず、上に上がらなくする練習法をやってみましょう。
①「う」の発音で発声練習をします。
⇒この時に注意する点は、低めの音程でなるべく自然体で発声をしましょう。
②その音程のまま「お」の発音でやってみます。
⇒「う」の発音で発声した感覚のまま「お」でやってみましょう。
③次に、「え」の発音、「あ」の発音と進んでいきます。
④その音程ができるようになったら半音ずつ上がっていき、チャレンジしてみましょう。
もしかしたら、音が高くなってくにつれて「鼻声」に戻ってきてしまうかもしれません。
そしたら、鼻声になってしまった一つ半音下の音で何度も反復してやってみましょう。
もしこの方法でもできなかった場合は、
もう一つの方法があるので、そちらを試してみてください。
その方法は、子音を使った発声で「ら」、「は」を使ってやってみてください。
「ら」は、舌を前に出して発声する言葉なので、必然的に舌根が奥まりにくくなります!
「は」は、Hの子音により最初に息が出ていく事によって喉を開かせる効果があります!
こちらの子音も同じ音程の進み方で行ってみてください。
今回、鼻声の治し方についてお話をしましたが、
決して鼻声が悪いと言いたいわけではありません!
鼻声を表現として意図して出しているのか、
何も意識せず癖として出してしまっているのか、その違いです。
是非、自分の癖を治すために
動画を見返してボイストレーニングに励んでみてください!
動画はこちらからチェック↓↓