【動画】かすれた声を治す!声門閉鎖を身に付けよう!~実戦練習編~
2020/09/19
声門閉鎖ができている?できていない? part.2
今日も前回に引き続き「声門閉鎖」についてお話をしたいと思います。
声門閉鎖ができていることは、声を発声するにあたってとても重要になります。
今日お話ししたいことは、前回お教えした練習方法について、より詳しく説明をする。
また、大きい声で練習する事によって、どういった効果があるのかをお話ししたいと思います。
そして、この練習で声門閉鎖が出来なかった方、感覚がつかめなかった方に対して違う練習方法をお教えしたいと思います。
みなさん、「声門閉鎖」という言葉を知っていますか??
「声門閉鎖」とは。
声帯の2枚の襞が均等にピタッと合わさっている状態のことを言います。
私達は、呼吸をしているときは声帯が開いている状態にあるのですが
声を発するときには声帯が閉じるようになっていて、
肺から上がってきた息が声帯にぶつかり、襞の間から空気が抜け
襞が振動し擦れあって声が出るようになっています。
発声した時の聞こえ方の違いとしては、
声門閉鎖ができている ⇒張りのある声
声門閉鎖ができていない⇒息っぽい声 になります。
では、「声門閉鎖ができていない」と
どんなデメリットがあるのでしょうか?
① 声が通らない。
② 声が枯れやすい。
③ 滑舌が悪く聞こえる。
④ 息が続かない。
他にも障害はあると思いますが、大きく分けるとこの4つになります。
では、声門閉鎖がしっかりとできた発声をする為に
前回は、「大きい声、高い声で発声練習をしてみましょう!」とお話ししました。
人間は大きい声を出そうとすると、無意識に息の力を強めようとします。
そして、強い息を抑えようとして声帯は強く閉じようとする力が自然に働きます。
その人間の自然の力を借りて、“声門閉鎖ができた発声の感覚を掴んでみてください。”
まずは、「いえあおう」と低い声から発声練習を始めてみましょう。
あとは徐々に段階を踏んで音程を高くしていき発声をしてみてください。
3回目 「いえあおう」↑
2回目 「いえあおう」↑
1回目 「いえあおう」↑
声が高くなっていくにつれて、声帯がしっかり閉じて息の漏れがなくなっている感覚が分かりますでしょうか。
あとは、「いえあおう」の母音だとか感覚がつかみにくい場合は
他の子音を足して「しせさそす」や「りれらろる」など高さを出しやすく息が漏れていないと実感できるような感覚がつかみやすい言葉を探し練習をしてみてください。
そして、基本的には声を高くすると、自然と声も大きくなっていきますので
“声を大きくする”というよりは、“声を高くする”という意識に変えるとより取り組みやすいかもしれません。
そして、そして!!!
この練習方法で声門閉鎖が出来なかった方、感覚がつかめなかった方に対して
違う練習方法をお教えしたいと思います!
濁点のついた言葉で発声練習をしてみましょう!
まずは、「じぜざぞず」「びべばぼぶ」 と言ってみましょう。
この練習で、意識して頂きたいことは強く発声する事です。
そして、もし5つの言葉を繋げると言うと言いにくい場合は
「ざぜざぜ」「ばべばべ」のように
濁点のついた2種類の言葉を使って交互に言っていただいてもいいです。
これでも声門差ができた感覚がつかめない場合は、
「ざ」や「ば」など1文字だけを強めに発声する所から始めてみて下さい。
どうでしょうか。
少しでも息が漏れていない張りのある声で発声出来た感覚がつかめましたでしょうか。
今回お教えした、濁点のついた言葉を使って発声練習をすることで、
「びべばぼぶ」なら唇に力が集中する、「じぜざぞず」なら口の先や歯の方に力が集中する。
そうする事によって、喉の力が抜け声帯を柔軟に使うことが出来るようになり声帯が合わさりやすくなるのです。
濁点を使って発声練習をすることによって、自然に声帯が均等になっている感覚がつかめるようになるかもしれません。
皆さんも息が漏れた発声ではなく、声門閉鎖がしっかりできた張りのある声に変えていきましょう。
動画はこちらからチェック↓↓
今日も前回に引き続き「声門閉鎖」についてお話をしたいと思います。
声門閉鎖ができていることは、声を発声するにあたってとても重要になります。
今日お話ししたいことは、前回お教えした練習方法について、より詳しく説明をする。
また、大きい声で練習する事によって、どういった効果があるのかをお話ししたいと思います。
そして、この練習で声門閉鎖が出来なかった方、感覚がつかめなかった方に対して違う練習方法をお教えしたいと思います。
みなさん、「声門閉鎖」という言葉を知っていますか??
「声門閉鎖」とは。
声帯の2枚の襞が均等にピタッと合わさっている状態のことを言います。
私達は、呼吸をしているときは声帯が開いている状態にあるのですが
声を発するときには声帯が閉じるようになっていて、
肺から上がってきた息が声帯にぶつかり、襞の間から空気が抜け
襞が振動し擦れあって声が出るようになっています。
発声した時の聞こえ方の違いとしては、
声門閉鎖ができている ⇒張りのある声
声門閉鎖ができていない⇒息っぽい声 になります。
では、「声門閉鎖ができていない」と
どんなデメリットがあるのでしょうか?
① 声が通らない。
② 声が枯れやすい。
③ 滑舌が悪く聞こえる。
④ 息が続かない。
他にも障害はあると思いますが、大きく分けるとこの4つになります。
では、声門閉鎖がしっかりとできた発声をする為に
前回は、「大きい声、高い声で発声練習をしてみましょう!」とお話ししました。
人間は大きい声を出そうとすると、無意識に息の力を強めようとします。
そして、強い息を抑えようとして声帯は強く閉じようとする力が自然に働きます。
その人間の自然の力を借りて、“声門閉鎖ができた発声の感覚を掴んでみてください。”
まずは、「いえあおう」と低い声から発声練習を始めてみましょう。
あとは徐々に段階を踏んで音程を高くしていき発声をしてみてください。
3回目 「いえあおう」↑
2回目 「いえあおう」↑
1回目 「いえあおう」↑
声が高くなっていくにつれて、声帯がしっかり閉じて息の漏れがなくなっている感覚が分かりますでしょうか。
あとは、「いえあおう」の母音だとか感覚がつかみにくい場合は
他の子音を足して「しせさそす」や「りれらろる」など高さを出しやすく息が漏れていないと実感できるような感覚がつかみやすい言葉を探し練習をしてみてください。
そして、基本的には声を高くすると、自然と声も大きくなっていきますので
“声を大きくする”というよりは、“声を高くする”という意識に変えるとより取り組みやすいかもしれません。
そして、そして!!!
この練習方法で声門閉鎖が出来なかった方、感覚がつかめなかった方に対して
違う練習方法をお教えしたいと思います!
濁点のついた言葉で発声練習をしてみましょう!
まずは、「じぜざぞず」「びべばぼぶ」 と言ってみましょう。
この練習で、意識して頂きたいことは強く発声する事です。
そして、もし5つの言葉を繋げると言うと言いにくい場合は
「ざぜざぜ」「ばべばべ」のように
濁点のついた2種類の言葉を使って交互に言っていただいてもいいです。
これでも声門差ができた感覚がつかめない場合は、
「ざ」や「ば」など1文字だけを強めに発声する所から始めてみて下さい。
どうでしょうか。
少しでも息が漏れていない張りのある声で発声出来た感覚がつかめましたでしょうか。
今回お教えした、濁点のついた言葉を使って発声練習をすることで、
「びべばぼぶ」なら唇に力が集中する、「じぜざぞず」なら口の先や歯の方に力が集中する。
そうする事によって、喉の力が抜け声帯を柔軟に使うことが出来るようになり声帯が合わさりやすくなるのです。
濁点を使って発声練習をすることによって、自然に声帯が均等になっている感覚がつかめるようになるかもしれません。
皆さんも息が漏れた発声ではなく、声門閉鎖がしっかりできた張りのある声に変えていきましょう。
動画はこちらからチェック↓↓