ボイストレーニングの方法や、滑舌・話し方に関するお役立ち情報をお届けします

VOICE TRAINING INFORMATION― ボイトレ情報 ―

【動画】超簡単!自宅で出来る共鳴&ロングトーン練習~チューブ発声法~

2019/12/28
ボイストレーニングとは声を育てていく作業でもあります。

発声においてよく、

声量がない
明るい声にならない


というお悩みをよく聞きます。

実は声量がないという悩みは単純に声を大きくすることより
声の響きをよくする。


ということの方が大事だったりします。
クラシックやオペラなど声楽は例外ですがカラオケでもライブでも基本的にマイクを使うと思います。
声の響きがよくなるとマイク乗りのいい声になり
極端に大きな声でなくてもしっかりと拾ってくれ広がりのある音になります。


トーンが明るくならないというのは
響きが薄い、適切な場所でしっかりと共鳴させられていないということです。


ボイストレーニングでいう共鳴とは
声帯で作り出された音を咽頭腔、口腔、鼻腔などの共鳴腔と呼ばれる場所で増幅して鳴らすということです。
共鳴を上手く操れるようになるとトーンが明るくなるだけではなく声色を調整したり通る声になったりします。


このように大事な共鳴や響きですが自分一人で練習する場合は感覚が掴みづらく難しいかもしれません。
そこで今回は簡単に手に入るストローを使ったチューブ発声法というトレーニング方法をお伝えしたいと思います。


チューブ発声法とは、声帯結節や発声障害などに使う音声治療のひとつですが、
健康法や、歌のボイストレーニングにも使われています。


チューブ発声法を使って、共鳴の感覚やロングトーンを手に入れていきましょう。


共鳴とはどのような感覚?であったり、
ロングトーンが長続きしないという方に効果的です。

やり方ですが

ストローを前歯で軽く噛み、唇で抑えて音程を気にせずにロングトーンで発声をしてみましょう。

男性は3F(ファ)、女性は4C(ド)辺りが出しやすいですが、
普段話しているぐらいの楽な声の高さでやっていきましょう。

いかがでしょうか?

唇や歯、声帯の辺りがビリビリと振動する感じを感じませんか?

これは、
声帯が効率よく振動し、この振動がストローに伝わることで共鳴の感覚を感じやすくなります。

これを最終的にはストローなしで自分の発声のみで出来るようになるのが目標です。


このトレーニングをやる際の注意点としては、苦しいほどの高い声では行わないこと。
まずは響きを感じることが重要なので自分が出しやすい音域でやってみましょう。


息を吐き切るのを1回とし、1日20~30回ほどやっていくのがベストです。
ストローさえあれば出来るトレーニングなので、是非日々の練習にとりいれてみてください。



動画はこちらからチェック↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。