【動画】高音が必ず伸びるボイストレーニング法⑳~ワンオク『Wherever you are』で「ん」の発声編~
2019/12/07
今回は『ん』についてのお話です。
特に高音域での『ん』の発声が上手くいかないという方、歌で実践して解説したいと思います。
そもそも『ん』は50音で唯一、母音がない文字です。
母音とは
あ・い・う・え・お
のことですが他の文字にはもれなく子音の後ろに母音がくっついています。
『ん』は音声学的にも特別な立ち位置で『撥音(はつおん)』とも言われています。
そんな『ん』ですが低音ではなんなく響かせられるけど
高音域に差し掛かると詰まったような声になってしまうことはありませんか?
一度、『ん』をちょっとキツイくらいの高音域で出してみてください。
今、唇の状態はどうなっていますか?
上唇と下唇がくっついて閉じたままではありませんか?
基本的に『ん』を発音するとき多くの人が口を閉じたままの状態であることが多いです。
しかし、どうしても口を閉じたままの発声は息の逃げ道がなく響きづらい。
中低音などの共鳴ポイントがまだそこまで高くない場合はいいですが
高音はある程度共鳴の位置も高くなってくるので上手に響かせるのが難しいのです。
そこで、『ん』の高音域は『う』に置き換えてみる。という方法があります。
いわゆる口を尖らした『う』ではなく口角をあげて口を開いた『う』を使います。
【動画2:00頃〜】口を開いた『う』デモンストレーション
そして、この開いた『う』を『ん』に置き換えます。
そんなことすると歌詞が変わって聞こえてしまうのでは?
と思われる方もいらっしゃいますが口を尖らす『う』ではなく口を開いた、
この『う』だと意外と『ん』と置き換えても違和感がないはずです。
それを実証するために今回は
ONE OK ROCKさんのWherever you areを使って実践してみました。
ラストサビ前のこちらのブロックです。
僕らが出逢った日は2人にとって一番目の記念すべき日だね
そして今日という日は2人にとって二番目の記念すべき日だね
二回出てくる『記念』の『ん』に注目して聞いてみてください。
【動画4:27〜】Wherever you are 実践
いかがでしょうか?
ちゃんと『きねん』として成立していると思います。
このように『ん』を『口の開いたう』に置き換えると高音でもきちんと響かせることができます。
ひとつ注意なのは、大前提として『ん』ではない母音ではその音に届いていること。
もともと『あ』や『お』などその他の母音で、その音が出ない場合は
『口の開いたう』でも届かないのでまずは得意な母音でその音を出せるようにしましょう。
高音の『ん』が苦手な方、ぜひ試してみてください。
動画はこちらからチェック↓↓
特に高音域での『ん』の発声が上手くいかないという方、歌で実践して解説したいと思います。
そもそも『ん』は50音で唯一、母音がない文字です。
母音とは
あ・い・う・え・お
のことですが他の文字にはもれなく子音の後ろに母音がくっついています。
『ん』は音声学的にも特別な立ち位置で『撥音(はつおん)』とも言われています。
そんな『ん』ですが低音ではなんなく響かせられるけど
高音域に差し掛かると詰まったような声になってしまうことはありませんか?
一度、『ん』をちょっとキツイくらいの高音域で出してみてください。
今、唇の状態はどうなっていますか?
上唇と下唇がくっついて閉じたままではありませんか?
基本的に『ん』を発音するとき多くの人が口を閉じたままの状態であることが多いです。
しかし、どうしても口を閉じたままの発声は息の逃げ道がなく響きづらい。
中低音などの共鳴ポイントがまだそこまで高くない場合はいいですが
高音はある程度共鳴の位置も高くなってくるので上手に響かせるのが難しいのです。
そこで、『ん』の高音域は『う』に置き換えてみる。という方法があります。
いわゆる口を尖らした『う』ではなく口角をあげて口を開いた『う』を使います。
【動画2:00頃〜】口を開いた『う』デモンストレーション
そして、この開いた『う』を『ん』に置き換えます。
そんなことすると歌詞が変わって聞こえてしまうのでは?
と思われる方もいらっしゃいますが口を尖らす『う』ではなく口を開いた、
この『う』だと意外と『ん』と置き換えても違和感がないはずです。
それを実証するために今回は
ONE OK ROCKさんのWherever you areを使って実践してみました。
ラストサビ前のこちらのブロックです。
僕らが出逢った日は2人にとって一番目の記念すべき日だね
そして今日という日は2人にとって二番目の記念すべき日だね
二回出てくる『記念』の『ん』に注目して聞いてみてください。
【動画4:27〜】Wherever you are 実践
いかがでしょうか?
ちゃんと『きねん』として成立していると思います。
このように『ん』を『口の開いたう』に置き換えると高音でもきちんと響かせることができます。
ひとつ注意なのは、大前提として『ん』ではない母音ではその音に届いていること。
もともと『あ』や『お』などその他の母音で、その音が出ない場合は
『口の開いたう』でも届かないのでまずは得意な母音でその音を出せるようにしましょう。
高音の『ん』が苦手な方、ぜひ試してみてください。
動画はこちらからチェック↓↓