【動画】呼吸から見直すボイストレーニング⑧~フレーズトレーニング編~
2019/11/13
呼吸編も第8弾までやってまいりました。
第6弾の息だけの循環呼吸、第7弾の声を出しての循環呼吸
スムーズに出来るようになったでしょうか?
今回は第7弾の声を出しての循環呼吸からさらに発展させて、
より歌に近い使い方で呼吸を循環させられるようにするトレーニングをお伝えしたいと思います。
呼吸は腹式呼吸にも胸式呼吸にも囚われ過ぎずに
フラットな状態から息を吐き出す。
使った分だけ空気が肺に戻る。
という循環呼吸をお勧めしてきました。
この循環呼吸は
①喉を開きっぱなしにする。
②唇や顎も極力そのまま、舌も脱力して自然な位置に。
③喉で切らない。
④無理に吸い込もうとしない。
というところがポイントです。
このポイントを抑えつつ今回は
段々と歌に近づけていこうと思います。
今までは
『ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ』
と、スタッカート気味に短く息を吐いてもらっていました。
確かにこれが一番、感覚を掴みやすく難易度的にもやりやすいのですが
歌のメロディーっぽくはありませんよね。
実際に歌でつかうときは、なにかしらフレーズになっているはずです。
そこで今日練習するのはある程度まとまったフレーズを連続で出し続けるというトレーニングです。
動画の2:30頃〜デモンストレーションしてますのでぜひ一緒にやってみてください。
今回は、
12321という度数の
フレーズを使いました。
ドから始めた場合は
ドレミレド
の音になります。
音の高さは色々調節して自分のやりやすい高さを探ってみてください。
ちなみに動画のテンポはBPM136〜140くらいです。
このフレーズを連続で出し続けてみてください。
息が苦しくなったりせず出し続けられているでしょうか?
まずは15回ほどを目安にしてみましょう。
このフレーズととフレーズの間に少し隙間があるのでそこで
空気がタイミングよく戻って来れてればOKです。
上手くいかない方で多くみられるのがフレーズ終わりに口を閉じてしまっているケースです。
口を閉じてしまうと息の帰り道を遮断してしまって空気は戻りようがありません。
では鼻から吸えばいいのではないかと疑問に思う方もいるかもしれないのですが、
鼻だけでは空気の通り道も狭く、肺から出した分の空気を一瞬で戻すのは難しいです。
鼻からも口からも自然に吸気される状態がベストだと考えます。
まずは息だけ、次に声にして、そしてフレーズを使って。
段階を踏んでしっかりと呼吸の基礎を固めていきましょう。
次回はロングトーン編をお送りします。
動画はこちらからチェック↓↓
第6弾の息だけの循環呼吸、第7弾の声を出しての循環呼吸
スムーズに出来るようになったでしょうか?
今回は第7弾の声を出しての循環呼吸からさらに発展させて、
より歌に近い使い方で呼吸を循環させられるようにするトレーニングをお伝えしたいと思います。
呼吸は腹式呼吸にも胸式呼吸にも囚われ過ぎずに
フラットな状態から息を吐き出す。
使った分だけ空気が肺に戻る。
という循環呼吸をお勧めしてきました。
この循環呼吸は
①喉を開きっぱなしにする。
②唇や顎も極力そのまま、舌も脱力して自然な位置に。
③喉で切らない。
④無理に吸い込もうとしない。
というところがポイントです。
このポイントを抑えつつ今回は
段々と歌に近づけていこうと思います。
今までは
『ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ』
と、スタッカート気味に短く息を吐いてもらっていました。
確かにこれが一番、感覚を掴みやすく難易度的にもやりやすいのですが
歌のメロディーっぽくはありませんよね。
実際に歌でつかうときは、なにかしらフレーズになっているはずです。
そこで今日練習するのはある程度まとまったフレーズを連続で出し続けるというトレーニングです。
動画の2:30頃〜デモンストレーションしてますのでぜひ一緒にやってみてください。
今回は、
12321という度数の
フレーズを使いました。
ドから始めた場合は
ドレミレド
の音になります。
音の高さは色々調節して自分のやりやすい高さを探ってみてください。
ちなみに動画のテンポはBPM136〜140くらいです。
このフレーズを連続で出し続けてみてください。
息が苦しくなったりせず出し続けられているでしょうか?
まずは15回ほどを目安にしてみましょう。
このフレーズととフレーズの間に少し隙間があるのでそこで
空気がタイミングよく戻って来れてればOKです。
上手くいかない方で多くみられるのがフレーズ終わりに口を閉じてしまっているケースです。
口を閉じてしまうと息の帰り道を遮断してしまって空気は戻りようがありません。
では鼻から吸えばいいのではないかと疑問に思う方もいるかもしれないのですが、
鼻だけでは空気の通り道も狭く、肺から出した分の空気を一瞬で戻すのは難しいです。
鼻からも口からも自然に吸気される状態がベストだと考えます。
まずは息だけ、次に声にして、そしてフレーズを使って。
段階を踏んでしっかりと呼吸の基礎を固めていきましょう。
次回はロングトーン編をお送りします。
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