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【動画】呼吸から見直すボイストレーニング⑦~循環呼吸で声出し編~

2019/11/09
呼吸編第7弾です。
前回、循環呼吸を実際に体験して頂きましたが
今回はそれに声も鳴らしてより実践の歌に近づけてみたいと思います。


軽くおさらいですが歌を歌う時、

無理に吸い込もうとするのではなく
ニュートラルな状態から息を吐く
→使った息の分だけ空気が自然と肺に戻ってくる。



というような身体の働きに任せたほうが
余計な力が入らず息を循環させ続けられる、ということをお伝えしました。


そして、第1段階として
『ハッハッハッハッハ…』
連続して息を吐き続けられるかどうか実践して頂きました。



今回は前回から少しレベルアップして息だけでなく声も鳴らす状態で挑戦して頂きたいと思います。
息だけの状態で苦しくなってしまう方はまず、
そのステージを出来るようになってから声ありバージョンを試してみてください。



息だけバージョンがなんなく出来るという方は、その感覚のまま声も鳴らしてやってみましょう。

息だけの時と急に口の形を変えたくないので
『は、は、は、は、は』

と、『は』で短く発音してみてください。


このとき、音の高さは自分が出しやすいところで大丈夫です。
多少、音が上がったり下がったりしても構いません。


声量もあまり大きくなりすぎないようにしてください。
まずは、声を出しても息の循環が崩れないことが優先です。


上手く出来たでしょうか?
息だけだとできたのに、声をつけるとうまく出来なくなった。
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。


この違いはなにかというと
声を出すにあたって必要な声帯を閉じる動作

というのが今までの息だけの循環呼吸にプラスされます。

このとき、声帯だけを開閉すればいいのですが
音を切ろうとして口を閉じたり関係のない喉の筋肉に力が入ってしまったりして
循環が妨げられたりするケースがあります。


音を区切るのは、口のかたちで調整したり喉を閉じるのではなく息を送り出すのをやめたら止まるという考え方です。音の長さは息を吐いている長さ。

というイメージでいいと思います。


分からなくなったら一度、息だけの循環呼吸に戻って確認することも必要です。

やり方のポイント

①喉を開きっぱなしにする。
②唇や顎も極力そのまま、舌も脱力して自然な位置に。
③喉で切らない。
④無理に吸い込もうとしない。



これらのポイントを抑えてやってみてください。
循環呼吸を完全にマスターすれば曲中に息が足りなくなって歌えない。
ということはほとんどなくなると思います。



イメージはスポイトです。
自然な息のやりとりを目指しましょう。



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ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。