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【動画】半音未満の音程調整~高いレベルの音程練習~

2019/09/14
皆さんは音を正確に取ることに自信がありますか?

ここで、自信があるとはっきり言える方は
なかなか少数派なのではないでしょうか。


音を正確に取るというのはとても難しいことです。
しかし、いわゆる『音痴』というのは
正確な音が取れない、出している音が本来の音から明らかに外れている。


といった意味合いで使われることが多いですよね。
発声、リズムなど他にも歌の上手さを評価する項目はありますが

音が正確に取れる。

というのは歌が上手く聞こえる及び『音痴でない。』ということの必須の条件です。


しかし、言うのは簡単ですが音を作り出す声帯という目に見えない楽器は、
体調、温度湿度などの外的要因はもちろん、メンタル面からもコンディションが影響されます。


それを感覚だけでコントロールして歌うのですから簡単なわけがありません。


メジャーのプロの歌手ですら全員が全員正しく音を取れているわけではありません。
ほとんどのアーティストが編集で修正しています。
CDとライブで歌唱力が違うな、と思うアーティストも思い浮かぶのではないでしょうか?


今日はその音を正しく取るということを数字を用いて解説したいと思います。

皆さんが日々カラオケやボイストレーニングなどで練習したり歌ったりしている一般的な音楽は、
1オクターブ(ドからドまで)を12個に区切ったものをひとつのまとまりの音階としています。


その12個以外の音を出すとそれは音が外れたという事になってしまいます。


音階の最小単位は半音というものになります。
ピアノだとわかりやすいですが鍵盤一個分が半音になります。


ここでそもそもの音の原理ですが

音は=波


ということは聞いたことがあるでしょうか?
簡単に言いますと音は空気の振動が波になったものです。


そして1秒間に何回振動したかで音の高さが変わってきます。
この振動数のことを周波数と言いHz(ヘルツ)という単位で表します。


例えばA4(ラ)は440Hzなのですがこれは1秒間に440回声帯が振動しているということです。
その半音下のA♭4は約415.305Hzになります。


この半音あたりの間隔は決まったものでは無くそれぞれの音と音の間で違います。


小難しい話になってしまいましたが、お伝えしたいのは
このA4(ラ)440HzとA♭4(ラ♭)は約415.305Hzには約35Hzあるのですが
この隙間に入り込んで本来出したい音との距離ができてしまうと音が外れて聞こえてしまうということです。


この微妙なズレを修正するのがピッチをよくするということなのです。


ピアノだと鍵盤に音が割り振られていてそこを押せば音を外しようがないですが
人間の声帯には鍵盤もギターのようなフレットもありませんので微妙な音が出せてしまいます。


この半音単位のピッチを整えていくのは本当に難しい作業だと思います。


トレーニングとしては半音間をあえて無段階で行ったり来たりすることで微妙なズレを確認するとともに行き着いた正しい音の感覚を落とし込むという方法がオススメです。
これは正しい音のガイドが必要なので鍵盤を使ってやってくださいね。


半音未満の音までしっかり取れるように頑張りましょう。


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右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。