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VOICE TRAINING INFORMATION― ボイトレ情報 ―

【動画】“声のカルテ”でボイトレ効率アップ~レッスン記録を付ける~

2019/08/10
歌の練習をする上で見落とされがちなことがあります。
それはレッスンや練習の記録をつけるということです。

歌の上達はスポーツの上達にも似ています。

出来たと思ったら、次の日できなかったり、
何回も同じ事を繰り返して習得したりなど。



そして、歌の場合は、スポーツよりも上達進度が分かりにくかったりもします。
スポーツにも発声にも正しいフォームというのがあると思いますがスポーツと違って
声を出すにあたってとても重要な器官の声帯は鏡を見ても分かりません
声が乗っかる素になる呼吸も見えませんし数字では測れません。


その為に、レッスンや練習の内容をしっかり記録していく事をお勧め致します。

自分は今、何がどこまで出来ていて、
何が出来なくて何が課題なのか。
それをクリアするにはどんな練習メニューをするのか。



それらを明確にすることで練習の効率も上がりますし、
モチベーションが保ちやすくなることもあるでしょう。
やみくもに歌っているだけだとなんとなくの感覚でしか判断できないので
上達が実感しづらく練習自体続かないということにもなりかねません。


練習の記録をつけるにあたり様々な項目があると思いますが
一番目に見えて分かりやすいのが音域だと思います。
何の言葉でどこの音まで出るようになっているのか。


例えば「あ」でA4まで発声で出ているが、
「い」では出せていない。
1-3-5度のスケールでは、
出せるが、1-2-3度のスケールでは出せないなど。


自分の今の状況をしっかり記録する事によって、
現状や今後の課題。優先すべき練習などが分かりやすく見えてきます。



分かりやすい音域を紹介しましたが
ロングトーンで安定して出せる秒数を記録したりするのも分かりやすく基礎力向上にお勧めです。


記録をつけるとき日付をつけると自分の成長のペースが一目瞭然ですし、
練習を重ね、見返した時にここまでできる様になったんだと自信にも繋がるのでぜひ日付を記入しましょう。


そして、歌や発声は『音』なので文字と同時に録音することもお勧めです。
例えば同じ高さの音が出たとしても練習ごとにクオリティは変わってきます。
やはり出音(でおと)で聴いて確認するのもとても大事な確認作業なので積極的に録音しましょう。
最近のスマホには大体ボイスレコーダー機能がついているのでそれを利用したり、
家電量販店などで売っているボイスレコーダー専用機だと高音質で録音できるので練習の振り返りに活躍してくれます。


一生懸命ボイトレに取り組んでいらっしゃる方、是非記録をつけることをお勧めします。


動画はこちらからチェック↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。