ボイストレーニングの方法や、滑舌・話し方に関するお役立ち情報をお届けします

声は生まれつきだからしょうがない

そう思っている方いませんか？

ですがその考え方は間違いです。
声はトレーニングによって必ずと言っていいほど変化してくれます。



例えば声優さんであればいくつもの声色を使い分けて、
様々なキャラクターを演じていますよね。
このキャラクターもこの声優さんだったのか！
と驚いた事がある人も多いのではないでしょうか。

でもそんな声優さんも初めからいくつもの声色を出せるわけではないですよね。


他にもモノマネをする方も、自分の声質と多少違ったとしても
声の出し方を工夫し、声色をコントロールして、まるで本人のような歌を歌ったりしますよね。


または好きなアーティストがいて、そのアーティストの曲を沢山コピーしていく内に
そのアーティストに歌い方も声もそっくりになっていったという例もあります。


これらを上げていくとわかる事は
「声は生まれつきで変わらないのではなく
トレーニングで変えていくことが出来る」
と言うことです。

これは声色だけに限ったことではありません。
音域に関しても同じで、
生まれつき声が低いから高い声は全くでない
なんて事もないのです。

状況に合わせたボイストレーニングをしていき
声帯を思うようにコントロールできるようになれば
声色を増やし、ハリのある声にして、もちろん音域を伸ばすことも可能なのです。


なので生まれつき〜〜だからと、諦めずにまずはトライしてみて下さい。
そのボイトレの内容に関しては我々トレーナーが一人一人の状況に合わせて組んでいきますので、わからなくても安心して下さい。　




もし自分でやってみよう、と思うのであれば
無理なトレーニングはしないようにしてあげてください。

そもそも声帯を動かしているのは筋肉です。
他の体の部位と同じように使わなければ発達せず、思うようには動かせません。


そんな中無理に高い声を出そうと練習したり、大きな声を出そうとしたりすると
当たり前ながら痛めてしまったり逆効果になる場合もあります。

ボイトレは筋トレと考えるのは突然間違いではないですが、バランスが大切なのです。

例えば他は何もせず右腕だけをすごく鍛えていたら
体のバランスが崩れてしまってあちこちに負荷がかかるのはなんとなくイメージできますよね。

極端な例ではありましたが、
声もいくつもの大小様々な筋肉によって発声していますので
そのバランスを整えていく必要があるということです。
　
なので無理な練習をいきなりするのではなく
まずは原因を探り、それに対してよいと思われる練習法を選んで実践していきましょう。

その症状別の練習法も、このコラム内やYou Tubeで沢山紹介していますので
そちらで確認しながらやってみて下さい。



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