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【動画】音程は絶対的でなく相対的に捉える!~ピアノ編~

2019/02/27
音程が良いということは歌の上手い下手を語る上で
とても重要なポイントになってきます。

今回は音感自体を良くするためのお話です。

音程を良くしていくためにどのようなトレーニングをしていますか?
メロディーを拾って単音でなぞるように確認していませんか?

ポピュラーなトレーニングですし大体の方がそうしていると思います。
もちろん有効な部分もあります。

しかし、もっと実践的な方法を組み合わせることによって
飛躍的に音感が上がります。


結論からいってしまうと

鍛えるべきは相対音感!
単音ではなく和音!


というのが今回のキーポイントです。

絶対音感という言葉を耳にしたことはありませんか?
聞いただけでその音が何の音か分かるという能力です。
すごいですよね。

しかし、
自分は絶対音感を持ってないから、、、。

とネガティブになる必要は全くないのです。
なぜなら歌に重要なのは

絶対音感より相対音感なのです。

例えば、カラオケでサビ始まりの曲などイントロが無く
「ジャーン」とコードが出た後、カウントで入るという構成の曲。
これは絶対音感というよりは「ジャーン」に対する適切な音を取る能力が必要になってきます。

また、絶対的に一曲のメロディーを全部覚えたとしても
キーが変わったり、新しい曲になれば全部振り出しです。

そして、伴奏はコードがメインです。
楽器と合わせるにしても相対音感が大変重要になってきます。

このように歌を歌うのには相対音感が大事なのです。

では、相対音感を鍛えるには?
おすすめのトレーニング方法があります。

バックで鳴っているコードの音に合わせて自分の音を発する。
というトレーニングです。

コードとは和音とも言います。
和音とは音の重なりのことで
「ド」が単音だとしたら
「ドミソ」など音が重なっているものがコードです。

例えばCのコードを鳴らします。

それを聞いて構成音(なんの音で出来ているか)
声に出してみるというトレーニングです。

Cのコードの場合=ドミソ

です。音名と音程を一致させながら声に出してみましょう。
色んなコードで試してみましょう。

単音だけをなぞるのと違いコードの中の音を聞き分ける能力やコード感が身につきます。
ポップスなどはコードの中の音がメロディーになっていることも多く、自ずと音程も良くなります。

コードは作曲にも欠かせないものです。
コードを操れれば自分で作曲するのも簡単です。


単音で音をとるのではなく、和音で音を捉えるようにしていきましょう。
そして相対音感を鍛えましょう。




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ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。