【動画】母音のGAPを埋める!~「あ」と「え」の高音発声~
2019/02/23
皆さんご存知の通り日本語には
「あ」「い」「う」「え」「お」
5つの母音があります。
その母音には1つ1つに特徴があって、人それぞれ得意な母音や苦手な母音があります。
高音発声時の苦手な母音はありませんか?
今回は生徒さんでも多くの方がお悩みな
「あ」では出やすいが、「え」では出にくいというケースに触れたいと思います。
よくあるのが「あ」では綺麗に高音が出るのに
「え」だと喉が詰まったような苦しい音になってしまうというパターンです。
「あ」と「え」
そこまで遠くない母音に感じるのになぜ差が出てしまうのでしょうか?
これは、
口の中の空間の広さ、舌の位置が上がりすぎている
などの原因が大きく上げられます。
まずそれを体感するために楽な音域で
「あ」と「え」を交互に発声してみましょう。
鏡を見ながらやるとわかりやすいです。
「あー」と発声しているのに比べ「えー」と発声しているときは
舌が思いっきり持ち上がって前からもはっきり見えてしまっていませんか?
この状態で「え」を発声していると
舌が喉を塞いでいる状態になりさらに力みも加わってしまうので
綺麗で楽な発声になりません。
ではどうすれば良いか。
口の中の空間と舌の位置を
「あ」と大きく変わってしまわないように「え」を発声してみましょう。
口の中の空間を「あ」の
ように保つことと、舌の根元が持ち上がり過ぎないように気をつけてみてください。
そうしたら「え」じゃなくて「あ」に聞こえてしまうんじゃないの?
と、滑舌が気になる方もいらっしゃるかと思います。
もちろん全く「あ」と同じ口の中のポジションをとるとそれは
「あ」なのですが「あ」のイメージを持ったまま少しだけ「え」にに寄せる感じにすると
綺麗な響きが作れる場合が少なくないのです。
そして、「え」を「あ」に寄せていても
意外と音もしっかり「え」に聞こえているものです。
特に歌詞だと人間は自分の知っている単語に補完するという力も働くのでなおさら
100パーセントわかりやすい「え」にしなくても大丈夫なのです。
口の中の形を色々試してみて、滑舌と響きの妥協点を探ると良いですね。
フレーズによっても「え」の濃度を変えてみても良いと思います。
今回はあくまで「あ」は出来ているという前提のお話でした。
人によって得意な母音は違うので自分が得意だなと思う母音から広げていくと良いでしょう。
「あ」でしか出なかった高音が「え」でも出るようになるかもしれませんよ。ぜひ、お試しください。
動画はこちらからチェック↓↓
「あ」「い」「う」「え」「お」
5つの母音があります。
その母音には1つ1つに特徴があって、人それぞれ得意な母音や苦手な母音があります。
高音発声時の苦手な母音はありませんか?
今回は生徒さんでも多くの方がお悩みな
「あ」では出やすいが、「え」では出にくいというケースに触れたいと思います。
よくあるのが「あ」では綺麗に高音が出るのに
「え」だと喉が詰まったような苦しい音になってしまうというパターンです。
「あ」と「え」
そこまで遠くない母音に感じるのになぜ差が出てしまうのでしょうか?
これは、
口の中の空間の広さ、舌の位置が上がりすぎている
などの原因が大きく上げられます。
まずそれを体感するために楽な音域で
「あ」と「え」を交互に発声してみましょう。
鏡を見ながらやるとわかりやすいです。
「あー」と発声しているのに比べ「えー」と発声しているときは
舌が思いっきり持ち上がって前からもはっきり見えてしまっていませんか?
この状態で「え」を発声していると
舌が喉を塞いでいる状態になりさらに力みも加わってしまうので
綺麗で楽な発声になりません。
ではどうすれば良いか。
口の中の空間と舌の位置を
「あ」と大きく変わってしまわないように「え」を発声してみましょう。
口の中の空間を「あ」の
ように保つことと、舌の根元が持ち上がり過ぎないように気をつけてみてください。
そうしたら「え」じゃなくて「あ」に聞こえてしまうんじゃないの?
と、滑舌が気になる方もいらっしゃるかと思います。
もちろん全く「あ」と同じ口の中のポジションをとるとそれは
「あ」なのですが「あ」のイメージを持ったまま少しだけ「え」にに寄せる感じにすると
綺麗な響きが作れる場合が少なくないのです。
そして、「え」を「あ」に寄せていても
意外と音もしっかり「え」に聞こえているものです。
特に歌詞だと人間は自分の知っている単語に補完するという力も働くのでなおさら
100パーセントわかりやすい「え」にしなくても大丈夫なのです。
口の中の形を色々試してみて、滑舌と響きの妥協点を探ると良いですね。
フレーズによっても「え」の濃度を変えてみても良いと思います。
今回はあくまで「あ」は出来ているという前提のお話でした。
人によって得意な母音は違うので自分が得意だなと思う母音から広げていくと良いでしょう。
「あ」でしか出なかった高音が「え」でも出るようになるかもしれませんよ。ぜひ、お試しください。
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