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【動画】絶対にやってはいない音程の取り方~内耳と外耳~

2019/02/06
音程を正確に取るのは難しいですよね。
音程を取るのが苦手な人がやってしまいがちな癖があります。

耳を塞いで自分の声をよく聞こうとしていませんか?

よくあるのが片方の耳を抑えて(塞いで)もう片方で外の音を聞く。
というものです。

それ、絶対にやめた方がいいです。

人間の口から発せられた声は体の外の空気を伝って耳から入力されます。
外からの音を聞く器官を外耳といいます。
実は、それだけではなく骨伝導と言って体の中の骨(など)を伝って聞こえる音もあるのです。
これは内耳というところで受け取ります。

この外からの音と中からの音がミックスされたものを私たちは普段、自分の声として聞いています。

皆さんは自分の声を録音したことがありますか?
無い人はスマホのレコーダー機能などで録ってみてください。
初めて聞いたとき自分がいつも聞いている声と違う印象を受けませんでしたか?

これは内耳で受け取る骨伝導の音がカットされ、空気を伝わる体の外の音だけが録れているため
いつも聞いている音と違うので大体の人は違和感を覚えるのです。

自分では上手く歌えたと思っても録音するとそうでもないなあ。
というのも内耳、外耳がかなり関わっていたんですね。
これはレコーディングや録音して聴くという練習を繰り返していくと自分の声に慣れてきますし、
調整ができるようになってきます。


そして、重要なポイントなのですが実は、、、

内耳と外耳では聞こえる音程が違います!

簡単に実感できる方法があります。

音程が変わらないように同じ音で『あー』と伸ばしながら耳を塞いだり手を離したりしてみてください。
同じ音で伸ばしているのに音程が違って聞こえませんか?

それは、内耳は外耳より音程が高く聞こえる特性があるからなのです。
ですので内耳だけの音に合わせてしまうと実際出している音は低くなってしまいます。

このように、耳を塞ぐということは外耳からの音を遮断してしまっている状態なので
どうしても音程が悪くなってしまいます。



音程が外れてしまっては成立しないハモリなどで他のパートに引っ張られたくないと耳を塞いでしまう光景もたまに見かけますがそれも逆効果だったんですね。

ではどうすれば正しい自分の声を聞けるでしょうか。
両手を手のひらを前にして耳の後ろにかざし、音を集めるような形にすると外耳の音を拾いやすくなりますのでオススメです。

体の外の音に意識を向けるというのも大事ですね。
耳を塞ぐ癖は卒業しましょう。


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ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。