【動画】高音が必ず伸びるボイストレーニング法~無段階発声トレーニング(ポルタメント)編~
2019/01/23
高音の発声を伸ばしていくボイストレーニングとしてポルタメントの発声があります。
これも人に合う合わないがあるのですがひとつのアプローチとしてご紹介します。
ポルタメントとは…
ポルタメント (portamento) は、ある音から別の音に移る際に、
滑らかに徐々に音程を変えながら移る演奏技法である。(Wikipediaより)
どういうものかは実際動画で聴いて頂くと早いと思います。(下記参照)
いつものカクッと音程を移動させるスケール発声ではなく無段階的に滑らかに音程が移り変わっているのがお分かりになると思います。
これがポルタメント発声です。
元々は声楽の他にヴァイオリンなどの擦弦楽器(弦をこすって音を出す楽器)などで表現方法として使われていたそうですが現在はサックスなどの管楽器や電子楽器でも使われ、DTM(パソコンで音楽を制作をすることの総称)などでもポルタメントの設定ができるようになりました。
本来は発声練習ではなく表現のスパイスとしてのテクニックなんですね。
では、なぜこのポルタメント発声が高音を出す練習にいいのか。
それは皆さんが普段から多くやってしまいがちな癖が関係しています。
以前、しゃくりについての動画と記事をご紹介しましたが
ずばりそのしゃくりを利用するのです。
しゃくりとは=本来狙いたい音に一発で行かずに少し下の音からずり上げて音程を合わせてしまうこと。
でしたよね。
表現としてあえて使うのはアリですが全フレーズしゃくってしまうとくどく聞こえてしまいますし音程(ピッチ)が不安定になります。
なぜしゃくってしまうのか?多くはこの二つです。
①メロディーを探りながら歌ってしまうから。
②音程をずり上げることで一発では出しづらい(高)音が出しやすくなるから。
二つ目が肝です。
そう、しゃくりで高音は出しやすくなるのです。
その特性を逆手にとり利用してやりましょう。
ポルタメントは盛大なしゃくりと言えます。
トレーニング方法です。
まずは音程が曖昧でもいいのでポルタメントをやってみましょう。
共鳴も一緒に移動させられるとスムーズですね。
なんとなく出来たら音程にはめてみましょう。
1-5度の関係でポルタメントさせます。
例 男性キー
C4(ド)-G4(ソ)
C#4(ド#)-G#4(ソ#)
D4(レ)-A4(ラ)
女性キー
G4(ソ)-C5(ド)
G#4(ソ#)-C#5(ド#)
A4(ラ)-D5(レ)
5度が出来たらスタート音を下げて1オクターブにも挑戦しましょう。
もちろん最終的にはしゃくらずに一発で行けるようにしなければなりません。
その前段階として高音が出る感覚を掴むのにポルタメントは有効な場合があります。
上手くいくと普段出なかった高音を体感できるかもしれませんので、チャレンジしてみてくださいね。
動画はこちらからチェック↓↓
これも人に合う合わないがあるのですがひとつのアプローチとしてご紹介します。
ポルタメントとは…
ポルタメント (portamento) は、ある音から別の音に移る際に、
滑らかに徐々に音程を変えながら移る演奏技法である。(Wikipediaより)
どういうものかは実際動画で聴いて頂くと早いと思います。(下記参照)
いつものカクッと音程を移動させるスケール発声ではなく無段階的に滑らかに音程が移り変わっているのがお分かりになると思います。
これがポルタメント発声です。
元々は声楽の他にヴァイオリンなどの擦弦楽器(弦をこすって音を出す楽器)などで表現方法として使われていたそうですが現在はサックスなどの管楽器や電子楽器でも使われ、DTM(パソコンで音楽を制作をすることの総称)などでもポルタメントの設定ができるようになりました。
本来は発声練習ではなく表現のスパイスとしてのテクニックなんですね。
では、なぜこのポルタメント発声が高音を出す練習にいいのか。
それは皆さんが普段から多くやってしまいがちな癖が関係しています。
以前、しゃくりについての動画と記事をご紹介しましたが
ずばりそのしゃくりを利用するのです。
しゃくりとは=本来狙いたい音に一発で行かずに少し下の音からずり上げて音程を合わせてしまうこと。
でしたよね。
表現としてあえて使うのはアリですが全フレーズしゃくってしまうとくどく聞こえてしまいますし音程(ピッチ)が不安定になります。
なぜしゃくってしまうのか?多くはこの二つです。
①メロディーを探りながら歌ってしまうから。
②音程をずり上げることで一発では出しづらい(高)音が出しやすくなるから。
二つ目が肝です。
そう、しゃくりで高音は出しやすくなるのです。
その特性を逆手にとり利用してやりましょう。
ポルタメントは盛大なしゃくりと言えます。
トレーニング方法です。
まずは音程が曖昧でもいいのでポルタメントをやってみましょう。
共鳴も一緒に移動させられるとスムーズですね。
なんとなく出来たら音程にはめてみましょう。
1-5度の関係でポルタメントさせます。
例 男性キー
C4(ド)-G4(ソ)
C#4(ド#)-G#4(ソ#)
D4(レ)-A4(ラ)
女性キー
G4(ソ)-C5(ド)
G#4(ソ#)-C#5(ド#)
A4(ラ)-D5(レ)
5度が出来たらスタート音を下げて1オクターブにも挑戦しましょう。
もちろん最終的にはしゃくらずに一発で行けるようにしなければなりません。
その前段階として高音が出る感覚を掴むのにポルタメントは有効な場合があります。
上手くいくと普段出なかった高音を体感できるかもしれませんので、チャレンジしてみてくださいね。
動画はこちらからチェック↓↓