ボイストレーニングの方法や、滑舌・話し方に関するお役立ち情報をお届けします

皆さん、歌う時
ご自身の姿勢や、表情、口の開きなど
どうなっているか確認したことはありますか？

言われてみないと意外と意識したことがない方もいらっしゃるんではないでしょうか？

歌うというのは、体全体を使って音を作り出すため
姿勢や表情、口の開き、舌の位置など、細かな体の使い方がとても大切です。
自分1人では意識しないと改善が難しい為
鏡を使ってみたり、動画でチェックしてみましょう！
これらの要素がうまく合わさることで
より発声しやすくなり歌唱力も向上します！


まずは姿勢の確認です。

歌う時の基本的な姿勢は、立って歌う場合でも座って歌う場合でも
背筋を伸ばし、体をリラックスさせましょう。
ここで猫背にならないように注意です。
上手に歌おうと意識しすぎて体が強張ってしまうと
ブレスを入れずらくなったり、声が閉まってしまう原因になります。
肩からしっかりリラックスする意識を心がけましょう。

続いて、口の開きの確認です。

声をきれいに響かせるためには、口の開きも大切です。
歌う時、口をしっかりと開けることが基本ですが、開き過ぎも注意です。
一度皆さんも試してみるとわかるのですが、
口を最大まで大きく開けたまま歌うと歌いづらいですよね、、、？

鏡でご自身の口を見ながら確認してみましょう。
口角を斜め上に上げて、上の歯がチラリと見えるくらい開けてあげましょう。
特に高音を出す際に口が閉じてしまうと、音が詰まってしまうことがあります。
特に高音になればなるほど、口角を意識してあげると音がより広がり、安定した声を出すことができます。

舌の位置も重要なポイントです。
喉の奥が見えないくらい舌が上がってたり、
逆に力を入れて押さえつけるように下げないこと。
舌の基本的な位置は、口の中でリラックスした状態で、やや下がった位置が理想的です。
こちらも一度、舌の位置を気にしながら発声練習してみましょう。
もしかしたら今よりも響きのある声になるかもしれません。

最後に表情の確認です。

歌う時の表情は、聴く人に感情を伝えるための大切な要素です。
表情一つ変えるだけで歌詞の感情や曲のムードをより豊かに表現することができます。
例えば、楽しい曲を歌っているときは、口角を上げて明るい表情を作り
悲しい曲では、目元や眉を少し下げることで、感情を表すことができます。

どんな表情をすればいいのかわからない時は
ご自身が好きなミュージシャンの表情を参考にしてみてください。

真顔で歌ってる方は、ほとんどいらっしゃらないと思います。

歌う際の姿勢や体の使い方は、単に声を出すための技術だけでなく
感情を伝えるための重要な要素です。

姿勢や、口の開き・舌の位置を意識することで
より美しい声が作り出されます。

さらに、表情で感情を込めることで、歌唱力だけでなく
誰かに聞かせた時に感動してもらえる！

そんな歌を目指しましょう！

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