【動画】高い声を伸ばす為の正しい進め方とは
2023/08/20
コラムや動画で高音発声について
お届けしてきました。
当スクールは高音の音域拡張に自信があります。
今回は少しずつ高音の音域が
伸びてきたけれど少し行き詰まってきた
時のアプローチについてお話していきたいと思います。
高音の発声練習のメニューは
たくさんご紹介してきましたが特にオススメしているのが
アーチ型スケールの発声練習です。
アーチ型スケールとは例えば
『ドミソミド』
『ドレミファソファミレド』
などの下から上の音に上がりまた下がってくるような音階のことです。
下から階段のように段階を踏んでトップの音を目指すことで
単発で出すよりも高音が出しやすいのです。
レッスンでもこのアーチ型スケールの発声練習は
よく取り入れています。
実際、レッスンを始めた頃よりこのスケール練習で
高音が伸びている生徒さんはたくさんいるのですが
やはり行き詰まる時もあります。
そんな時こそさらに上を目指せるチャンスです!
例えば
『G(ソ)がギリギリ出たり出なかったりで行き詰まっていて…。』
という生徒さんがいたとします。
多くのスクールやボイストレーナーの方は
『では半音下げてF#(ファ#)を綺麗に出せるようにしましょう。』
と指導するかもしれません。
確かに負担は少ないですが音域拡張を目指す方にとっては
なかなか時間がかかり過ぎるかもしれません。
私のレッスンでは
『ではあえて半音上げてG#(ソ#)をトップにしてやってみましょう!』
とアドバイスします。
そしてG#もギリギリか出ないくらいだと思うのですが
次に『もう半音上げてA(ラ)に挑戦してみましょう!』
と続けます。
この時重要なのはA(ラ)の音が綺麗に出せているかということではなく
もともと突っかかり気味だったG(ソ)が実は出せていたりする!
ということなのです。
A(ラ)をトップの音とするとG(ソ)は半音二つ下の音ということになります。
そうすると意外とすんなり出せていたりするのです。
やはりトップの音をゴールとして臨んでしまうと
心理的にも身体的にも力みが入り
本来出せる音も出せなくなっている場合があるのです。
なのであえて、突っかかる音の上の音をゴールに設定して
当初の目的の音を経過音にすることで出しやすくするというやり方です。
もちろん、人それぞれギリギリの音と言っても喉の状態は違うので
無理はし過ぎないでください。
また苦しい音域を長時間練習し過ぎるのも避けて下さい。
一度に大量に声を出すより毎日コツコツが大事です。
音域拡張は日々の発声練習が何より大事です。
行き詰まった時は少しアプローチを変えてみながら、
喉を大事にしながらトライし続けましょう!
詳しくはこちら↓↓
お届けしてきました。
当スクールは高音の音域拡張に自信があります。
今回は少しずつ高音の音域が
伸びてきたけれど少し行き詰まってきた
時のアプローチについてお話していきたいと思います。
高音の発声練習のメニューは
たくさんご紹介してきましたが特にオススメしているのが
アーチ型スケールの発声練習です。
アーチ型スケールとは例えば
『ドミソミド』
『ドレミファソファミレド』
などの下から上の音に上がりまた下がってくるような音階のことです。
下から階段のように段階を踏んでトップの音を目指すことで
単発で出すよりも高音が出しやすいのです。
レッスンでもこのアーチ型スケールの発声練習は
よく取り入れています。
実際、レッスンを始めた頃よりこのスケール練習で
高音が伸びている生徒さんはたくさんいるのですが
やはり行き詰まる時もあります。
そんな時こそさらに上を目指せるチャンスです!
例えば
『G(ソ)がギリギリ出たり出なかったりで行き詰まっていて…。』
という生徒さんがいたとします。
多くのスクールやボイストレーナーの方は
『では半音下げてF#(ファ#)を綺麗に出せるようにしましょう。』
と指導するかもしれません。
確かに負担は少ないですが音域拡張を目指す方にとっては
なかなか時間がかかり過ぎるかもしれません。
私のレッスンでは
『ではあえて半音上げてG#(ソ#)をトップにしてやってみましょう!』
とアドバイスします。
そしてG#もギリギリか出ないくらいだと思うのですが
次に『もう半音上げてA(ラ)に挑戦してみましょう!』
と続けます。
この時重要なのはA(ラ)の音が綺麗に出せているかということではなく
もともと突っかかり気味だったG(ソ)が実は出せていたりする!
ということなのです。
A(ラ)をトップの音とするとG(ソ)は半音二つ下の音ということになります。
そうすると意外とすんなり出せていたりするのです。
やはりトップの音をゴールとして臨んでしまうと
心理的にも身体的にも力みが入り
本来出せる音も出せなくなっている場合があるのです。
なのであえて、突っかかる音の上の音をゴールに設定して
当初の目的の音を経過音にすることで出しやすくするというやり方です。
もちろん、人それぞれギリギリの音と言っても喉の状態は違うので
無理はし過ぎないでください。
また苦しい音域を長時間練習し過ぎるのも避けて下さい。
一度に大量に声を出すより毎日コツコツが大事です。
音域拡張は日々の発声練習が何より大事です。
行き詰まった時は少しアプローチを変えてみながら、
喉を大事にしながらトライし続けましょう!
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