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VOICE TRAINING INFORMATION― ボイトレ情報 ―

【動画】発声練習で出た高音を歌で使う為には

2021/07/24
発声練習で出た高音を歌で使うためには

発声練習をなかなか歌に活かせないという方は多いのではないでしょうか?

高い音が出したいという目標を持ってボイトレを受ける方はたくさんいます。
そして日々の発声練習で高い音が出るようになり、
いざ歌の中でその音を出そうとするとなぜか出ないという症状があります。

同じ音なのになぜその音が出ないのでしょうか。

それには複数の原因がありますが、
今回は一つの原因に絞って説明していきます。

通常発声練習はスケール(音階)を使ってやることが多いです。

例としては「ドレミレド」のようなスケールです。
そして発声練習で使うスケールのほとんどが「アーチ状」の形をしています。

アーチ状のスケールというのは、
スケールの中の一番高い音が真ん中に来て、
低音→高音→低音という順番で進んでいきます。

つまり音を規則正しく徐々に上げていくので、
一番高音を出しやすい形になります。


しかし歌のメロディーというのはそう規則正しく進んでくれません。
それに加えてリズムも単調ではなく、
発音する言葉も出しやすさに影響してきます。

以上の理由から通常の発声練習で出た音程が、
歌になると出ない場合があるという事になります。

そこで歌に応用できるようになるために、
発声練習を規則正しいアーチ状のスケールで終わらせずに、
形を変えてステップアップしていく必要があります。


まずは、

①通常の発声練習(アーチ状)

こちらの発声練習は前述した通り、
高音を出す上では難易度が一番低いです。

この発声練習で高音を出す感というものを身につけていきます。

②出したい音だけを狙って出す(単音練習)
こちらの発声練習は①のような発声練習ではなく、
その音だけを発声していく練習方法です。

もしくはその音を出してから下がっていくスケール(例:ソファミレド)
もいい練習になると思います。

③その音を伸ばす
こちらの発声練習は難易度がかなり上がります。
文字通り狙った音を短く出すのではなく、
出した後に伸ばします。


上記のように練習をしていくといいのですが、
もちろん母音によっては出しやすかったり出し難かったりします。

いきなり無理をしてしまうと変な癖が付いてしまったりするので、
まずは出しやすい言葉、出しやすい形で目標の音に到達しましょう。

そして最終的には全ての母音でその音を出せるようにしましょう。

発声練習で上記の3ステップを踏まないと、
歌の中でなかなか使えるようにはなりません。

なので日々のボイトレの中で高音の発声練習が歌に生かされないと思っている方は、
上記の3ステップを試してみてください。

詳しくはこちら↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。