【動画】間違いだらけのボイトレ⑬~裏声の発声~
2021/06/12
裏声の発声について
ボイトレのレッスンをしていると、
「裏声が出ません!」と悩んでいる方は結構いますし、
そもそも裏声の出し方の感覚がわからないという方も多いですね。
裏声というのは地声とは違う発声法で、
少し息混じりの声で通称「ファルセット」と呼ばれたりもします。
具体的に説明すると、
主に声帯の形が地声とは異なってきます。
地声というのは声帯の二枚のヒダが完全にくっついていて、
そこに息が当たり振動して力強い音を出す特徴があるのに対して、
裏声というのはその二枚のヒダの一部分が開き、
それにより地声よりも息の抜けた軽い音を出すのが特徴です。
この裏声というのは初めから問題なく出せる方もいれば、
出し方自体がわからず全く出ない方もいます。
逆に地声が出ずに裏声でしか歌えないという方もいますね。
これは人によって異なる声帯そのもの長さや厚さや付いている筋肉量、骨格、口から喉にかけての空間の広さなど、
様々な要因で出しやすさが決まってきます。
そしてこの裏声の出し方で、
「後ろに回して前に持ってくる」など
抽象的な表現で教えてしまっているトレーナーも少なくありません。
先述した通り、
人によって持っている器官の形や感覚は異なるのに、一つの方法だけで裏声が出るようになるわけがありません。
そもそも感覚ベースの話なので、
その感覚が掴めなければ一生出ないと言われてしまえばそれまでなのですが、
人によって出しやすい発音、音程などが必ずあります。
例えばウやイなど口をあまり開かない方が出しやすい方や、
逆にアのように開いた方が出しやすい方もいます。
裏声というのは、
顔でいうところの上や前の方を響かせるのですが、
そこを実際に感覚上で掴むのは容易なことではありません。
ましてや一つの方法で教えてしまうのは言語道断です。
確かに全てを理解した上で「後ろに回す」と表現されたら納得がいく部分もあるのですが、
何も理解していない上にそれを言われても、その感覚を掴むのは正直難しいです。
つまり自分に合っていて出せるようになる方法を、
具体的かつ明確にしてトレーニングをするべきということです。
人間というのはわからないことを直すことはできません。
わかるようになるには、
きちんと頭で理解する必要があります。
そして頭で理解するには、
具体的に身体のどこの部分をどのように使うかを知る必要があるということです。
もしも今ボイトレのレッスンでこういった抽象的な言葉で教えられている方がいたら、
是非具体的な説明を求めてみてください。
詳しい動画はこちら↓↓
ボイトレのレッスンをしていると、
「裏声が出ません!」と悩んでいる方は結構いますし、
そもそも裏声の出し方の感覚がわからないという方も多いですね。
裏声というのは地声とは違う発声法で、
少し息混じりの声で通称「ファルセット」と呼ばれたりもします。
具体的に説明すると、
主に声帯の形が地声とは異なってきます。
地声というのは声帯の二枚のヒダが完全にくっついていて、
そこに息が当たり振動して力強い音を出す特徴があるのに対して、
裏声というのはその二枚のヒダの一部分が開き、
それにより地声よりも息の抜けた軽い音を出すのが特徴です。
この裏声というのは初めから問題なく出せる方もいれば、
出し方自体がわからず全く出ない方もいます。
逆に地声が出ずに裏声でしか歌えないという方もいますね。
これは人によって異なる声帯そのもの長さや厚さや付いている筋肉量、骨格、口から喉にかけての空間の広さなど、
様々な要因で出しやすさが決まってきます。
そしてこの裏声の出し方で、
「後ろに回して前に持ってくる」など
抽象的な表現で教えてしまっているトレーナーも少なくありません。
先述した通り、
人によって持っている器官の形や感覚は異なるのに、一つの方法だけで裏声が出るようになるわけがありません。
そもそも感覚ベースの話なので、
その感覚が掴めなければ一生出ないと言われてしまえばそれまでなのですが、
人によって出しやすい発音、音程などが必ずあります。
例えばウやイなど口をあまり開かない方が出しやすい方や、
逆にアのように開いた方が出しやすい方もいます。
裏声というのは、
顔でいうところの上や前の方を響かせるのですが、
そこを実際に感覚上で掴むのは容易なことではありません。
ましてや一つの方法で教えてしまうのは言語道断です。
確かに全てを理解した上で「後ろに回す」と表現されたら納得がいく部分もあるのですが、
何も理解していない上にそれを言われても、その感覚を掴むのは正直難しいです。
つまり自分に合っていて出せるようになる方法を、
具体的かつ明確にしてトレーニングをするべきということです。
人間というのはわからないことを直すことはできません。
わかるようになるには、
きちんと頭で理解する必要があります。
そして頭で理解するには、
具体的に身体のどこの部分をどのように使うかを知る必要があるということです。
もしも今ボイトレのレッスンでこういった抽象的な言葉で教えられている方がいたら、
是非具体的な説明を求めてみてください。
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