【動画】間違いだらけのボイトレ③~縦に大きく口を開けるのはどうなの?~
2021/03/27
縦に大きく口を開けるのはどうなの?
よくボイトレを行う中で、
「口を大きく縦に開けましょう」と言われることがあります。
口を大きく縦に開けながら発声しましょうと言われて、
とにかく大きく開けて発声練習している方がたくさんいます。
発声的観点から口を大きく開けるということは、
一概に間違っているとは言いづらいのですが、
とにかく口を開けるという教え方というのは正しくない考え方だと思います。
試しに口をなるべく大きく開けてみてください。
確かに口は大きく開いているとは思いますが、
アゴが痛かったり喉が詰まっているような感覚になると思います。
そのまま発声してみるとよりわかりやすいと思います。
かなり声は出しづらいですよね。
苦しそうな声が出てしまうと思います。
さらには母音である「イ」という音を発声してみてください。
このイという音は、人間の口の構造上大きく開くことはできません。
それでも歌の中ではイが母音の歌詞はたくさん出てきます。
つまり口を開かなくてもいい場合があるということになります。
必要以上に開いてしまうことで前述した通りアゴが痛くなり、
顎関節症という致命的な怪我を負ってしまうこともありますし、
喉が詰まることで無理な負荷がかかり、
その結果声帯ポリープになってしまう場合もあります。
では口を開かない方がいいかというとそういうわけでもありません。
口の開け方というのは発音、音域によって適正な開き方があります。
一括りにして口を大きく開いてしまうことがダメだということです。
例えば中低音域などは、
あえて口を開かないことで響く場合が多いです。
高音などは確かに口を開いた方が響きますが、
その際に下アゴを下げるような開き方ではなく、
口を満遍なく開きどちらかというと上アゴを意識して、
上に広げてやるように開くと出しやすかったりします。
プロの歌手でも口を大きく開ける人もいれば、
そこまで口を開かない人もいます。
これは人の骨格の違いや声帯の違いによって、
音域や共鳴ポイントが違ってくるから起こる現象です。
原則として「力が入らない発声」というのがとても大切になってくるので、
開くことによってどこかが痛くなったり苦しくなったりしてしまうのは、
発声的に良くないと思ってください。
あまり口を開いていなくても声が必要十分に響いていて、
必要最低限の力で気持ちの良い声が出せているのであれば、
それがその人の正しい発声になります。
人によってかなり変わってくるポイントになりますので、
日々のボイトレの中で自分の音域や共鳴ポイントを把握して、
無理なく声が出せるように研究してみてください。
詳しい動画はこちら↓↓
よくボイトレを行う中で、
「口を大きく縦に開けましょう」と言われることがあります。
口を大きく縦に開けながら発声しましょうと言われて、
とにかく大きく開けて発声練習している方がたくさんいます。
発声的観点から口を大きく開けるということは、
一概に間違っているとは言いづらいのですが、
とにかく口を開けるという教え方というのは正しくない考え方だと思います。
試しに口をなるべく大きく開けてみてください。
確かに口は大きく開いているとは思いますが、
アゴが痛かったり喉が詰まっているような感覚になると思います。
そのまま発声してみるとよりわかりやすいと思います。
かなり声は出しづらいですよね。
苦しそうな声が出てしまうと思います。
さらには母音である「イ」という音を発声してみてください。
このイという音は、人間の口の構造上大きく開くことはできません。
それでも歌の中ではイが母音の歌詞はたくさん出てきます。
つまり口を開かなくてもいい場合があるということになります。
必要以上に開いてしまうことで前述した通りアゴが痛くなり、
顎関節症という致命的な怪我を負ってしまうこともありますし、
喉が詰まることで無理な負荷がかかり、
その結果声帯ポリープになってしまう場合もあります。
では口を開かない方がいいかというとそういうわけでもありません。
口の開け方というのは発音、音域によって適正な開き方があります。
一括りにして口を大きく開いてしまうことがダメだということです。
例えば中低音域などは、
あえて口を開かないことで響く場合が多いです。
高音などは確かに口を開いた方が響きますが、
その際に下アゴを下げるような開き方ではなく、
口を満遍なく開きどちらかというと上アゴを意識して、
上に広げてやるように開くと出しやすかったりします。
プロの歌手でも口を大きく開ける人もいれば、
そこまで口を開かない人もいます。
これは人の骨格の違いや声帯の違いによって、
音域や共鳴ポイントが違ってくるから起こる現象です。
原則として「力が入らない発声」というのがとても大切になってくるので、
開くことによってどこかが痛くなったり苦しくなったりしてしまうのは、
発声的に良くないと思ってください。
あまり口を開いていなくても声が必要十分に響いていて、
必要最低限の力で気持ちの良い声が出せているのであれば、
それがその人の正しい発声になります。
人によってかなり変わってくるポイントになりますので、
日々のボイトレの中で自分の音域や共鳴ポイントを把握して、
無理なく声が出せるように研究してみてください。
詳しい動画はこちら↓↓