【動画】喉が痛くなるとは
2020/12/23
よく歌を歌いすぎたりボイトレで発声練習をしすぎたり高音を出しすぎて喉が痛くなるのは、
発声の仕方が悪いのでしょうか?という質問をされます。
この「喉が痛い」という現象はどういう現象なのでしょうか。
よく風邪をひくと喉が痛くなりますが、
この場合の喉が痛くなる部分と上記のような発声で喉が痛くなる部分は違います。
主に風邪の場合は、咽頭という部分が痛くなり、発声の場合は喉頭という部分が痛くなります。
つまり風邪をひいても声が普通に出る場合もあります!
(咽頭の炎症が下に広がってきて、喉頭にも炎症が起きた場合には声は出にくくなります)
ちなみに、声帯自体は痛みを感じません。
声帯というのは発声時にぶつかり合って音を作る器官なので、腫れたり損傷したりするものです。
では、発声時に喉が痛くなるのはなぜなのでしょうか。
それは声帯がぶつかることによる起こる声帯の炎症が、
周りの喉頭部分にまで広がるためです。
そして、声が枯れて喉が痛くなってしまうような発声についてなのですが、
どんなに正しく発声をしても声帯自体はぶつかり合っているものなので、
過度に声帯を使えば炎症や腫れを起こすのは普通です。
ですが、その炎症や腫れを最小限に留めるためには、
声帯をバランスよくぶつけるという発声法が大切です。
声帯には二枚のヒダがついているのですが、
そのヒダ全体が綺麗にぶつかり合えば力が分散されて炎症や腫れを最小限に留められます。
その様な、声帯の使い方の声は
いわゆる地声(芯のある声)で声帯をしっかりと鳴らすことです。
息が漏れてしまっているような声の場合は、
声帯の一部分がぶつかっていて声帯の隙間から息が出てしまっているので、
声帯は傷みやすくなります。
ボイストレーナーは発声時の声帯を内視鏡などでは観られないので、
発声している音で判断します。
自分で判断する場合は息が漏れているか漏れていないかで判断してください。
すぐに息が切れてしまう場合は、息が漏れてしまっています。
そして、よく息が持たないと“息の吸い方が悪いのではないか”と勘違いされる方がおり
息をたくさん吸おうと思ってしまう方がいるのですが、
主に息が持たない人の大半はこの声帯の使い方に問題があります。
息をたくさん吸おうとしてしまうと、
逆に身体に力が入って良くない発声になってしまい、結果的に喉を傷めてしまいます。
要は効率よく声帯を使うことが大切です!!
ただ、これを読んですぐに自分自身で効率の良い発声ができるわけではないので、
その場合はボイトレなどでトレーナーにきちんと診て頂くことをオススメします。
詳しい動画はこちら↓↓
発声の仕方が悪いのでしょうか?という質問をされます。
この「喉が痛い」という現象はどういう現象なのでしょうか。
よく風邪をひくと喉が痛くなりますが、
この場合の喉が痛くなる部分と上記のような発声で喉が痛くなる部分は違います。
主に風邪の場合は、咽頭という部分が痛くなり、発声の場合は喉頭という部分が痛くなります。
つまり風邪をひいても声が普通に出る場合もあります!
(咽頭の炎症が下に広がってきて、喉頭にも炎症が起きた場合には声は出にくくなります)
ちなみに、声帯自体は痛みを感じません。
声帯というのは発声時にぶつかり合って音を作る器官なので、腫れたり損傷したりするものです。
では、発声時に喉が痛くなるのはなぜなのでしょうか。
それは声帯がぶつかることによる起こる声帯の炎症が、
周りの喉頭部分にまで広がるためです。
そして、声が枯れて喉が痛くなってしまうような発声についてなのですが、
どんなに正しく発声をしても声帯自体はぶつかり合っているものなので、
過度に声帯を使えば炎症や腫れを起こすのは普通です。
ですが、その炎症や腫れを最小限に留めるためには、
声帯をバランスよくぶつけるという発声法が大切です。
声帯には二枚のヒダがついているのですが、
そのヒダ全体が綺麗にぶつかり合えば力が分散されて炎症や腫れを最小限に留められます。
その様な、声帯の使い方の声は
いわゆる地声(芯のある声)で声帯をしっかりと鳴らすことです。
息が漏れてしまっているような声の場合は、
声帯の一部分がぶつかっていて声帯の隙間から息が出てしまっているので、
声帯は傷みやすくなります。
ボイストレーナーは発声時の声帯を内視鏡などでは観られないので、
発声している音で判断します。
自分で判断する場合は息が漏れているか漏れていないかで判断してください。
すぐに息が切れてしまう場合は、息が漏れてしまっています。
そして、よく息が持たないと“息の吸い方が悪いのではないか”と勘違いされる方がおり
息をたくさん吸おうと思ってしまう方がいるのですが、
主に息が持たない人の大半はこの声帯の使い方に問題があります。
息をたくさん吸おうとしてしまうと、
逆に身体に力が入って良くない発声になってしまい、結果的に喉を傷めてしまいます。
要は効率よく声帯を使うことが大切です!!
ただ、これを読んですぐに自分自身で効率の良い発声ができるわけではないので、
その場合はボイトレなどでトレーナーにきちんと診て頂くことをオススメします。
詳しい動画はこちら↓↓