【動画】歌う前に息を吸ってはいけない理由~歌手に必要な呼吸~
2021/05/05
皆さんは歌う時にどれくらいの息の量が必要だと思いますか?
たっぷり沢山息が吸えている方がたっぷりと声を出せるから良いだろうと思ってはいないでしょうか?
では実際どうなのか、沢山息を吸った時の体の状態から考えてみましょう。
息を思い切りたっぷり吸いきってしまうとお腹や喉などが苦しく感じませんか?
これは胸式呼吸という主に胸に空気が入るような呼吸法の場合に多いのですが、
同じようにたっぷり吸おうとすると腹式呼吸で吸っていてもやはり少し苦しさを感じるかと思います。
息を深く吸うと横隔膜が下がって肺が膨らみ空気が入りますが、同時に胃や腸など
肺以外の多くの場所が圧迫されたりもします。
また肺自体は大きく膨らませてない、ほどほどの状態が自然体です。
なので肺や横隔膜が元の状態に戻ろうとするので空気を吐き出したいという感覚がやってきます。
この一気に吐き出そうとする圧力を喉等でせきとめながら声を出してしいくと、これが苦しさになってしまうわけですね。
その苦しさがない方が自然で脱力して太く響く声も出しやすかったりします。
例えば普段喋っている時には無意識に呼吸をしていると思いますが、
この時の息の吸い方と歌での息の吸い方にはそこまで違いはないのです。
歌う直前にたっぷり吸ってしまう人も多いのですが、歌の時にも会話をしながら自然に呼吸するようにして
ある程度肺に空気が入っていれば、その状態からでも十分響く声を出し、歌っていく事はできるという事です。
もし歌のフレーズ的にももう少しだけ空気が必要だなと思う場合には、軽くちょっとだけ吸ってあげる分には良いとは思います。
なので大きな声を出したり、響きのある声を出したかったり、ここから長いフレーズが始まるという時でも
吸いすぎて色んな箇所が圧迫されて苦しいという状態でない方が、
脱力して太くいい響きでコントロールして出しやすくなります。
そうなっていないかの確認のために、
まずは曲の中でブレスをする時に苦しくなっていないかチェックをしてみて下さい。
そして歌フレーズの最後、つまり次のブレスの直前まで息が持っているかどうかもチェックしてみて下さい。
息が足りない場合には、思い切り吸わない方がいいと意識しすぎて
逆に吸う量が極端に少なくなってしまっているという場合もあります。
あくまで自然に脱力して呼吸をしている中で発声、歌に繋げるように意識をしていきましょう。
細かい説明や実際の音等は動画をチェックしてみて下さい。
動画はこちらからチェック↓↓
たっぷり沢山息が吸えている方がたっぷりと声を出せるから良いだろうと思ってはいないでしょうか?
では実際どうなのか、沢山息を吸った時の体の状態から考えてみましょう。
息を思い切りたっぷり吸いきってしまうとお腹や喉などが苦しく感じませんか?
これは胸式呼吸という主に胸に空気が入るような呼吸法の場合に多いのですが、
同じようにたっぷり吸おうとすると腹式呼吸で吸っていてもやはり少し苦しさを感じるかと思います。
息を深く吸うと横隔膜が下がって肺が膨らみ空気が入りますが、同時に胃や腸など
肺以外の多くの場所が圧迫されたりもします。
また肺自体は大きく膨らませてない、ほどほどの状態が自然体です。
なので肺や横隔膜が元の状態に戻ろうとするので空気を吐き出したいという感覚がやってきます。
この一気に吐き出そうとする圧力を喉等でせきとめながら声を出してしいくと、これが苦しさになってしまうわけですね。
その苦しさがない方が自然で脱力して太く響く声も出しやすかったりします。
例えば普段喋っている時には無意識に呼吸をしていると思いますが、
この時の息の吸い方と歌での息の吸い方にはそこまで違いはないのです。
歌う直前にたっぷり吸ってしまう人も多いのですが、歌の時にも会話をしながら自然に呼吸するようにして
ある程度肺に空気が入っていれば、その状態からでも十分響く声を出し、歌っていく事はできるという事です。
もし歌のフレーズ的にももう少しだけ空気が必要だなと思う場合には、軽くちょっとだけ吸ってあげる分には良いとは思います。
なので大きな声を出したり、響きのある声を出したかったり、ここから長いフレーズが始まるという時でも
吸いすぎて色んな箇所が圧迫されて苦しいという状態でない方が、
脱力して太くいい響きでコントロールして出しやすくなります。
そうなっていないかの確認のために、
まずは曲の中でブレスをする時に苦しくなっていないかチェックをしてみて下さい。
そして歌フレーズの最後、つまり次のブレスの直前まで息が持っているかどうかもチェックしてみて下さい。
息が足りない場合には、思い切り吸わない方がいいと意識しすぎて
逆に吸う量が極端に少なくなってしまっているという場合もあります。
あくまで自然に脱力して呼吸をしている中で発声、歌に繋げるように意識をしていきましょう。
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