【動画】多く息を吐くだけはNG!~ボイストレーナーが言う「息を流す」の正しい意味~
2020/05/06
ボイストレーニングを受けに行って
よくトレーナーに「もっと息を流して!」とか
「もっと息を吐いて!」などと言われる事はありませんか?
その指示の時、
トレーナーは声がどうなることをを狙っているのでしょうか。
はたして息がたくさん流れている方が
声が大きくなり、しっかり出るのでしょうか?
遠くに届くような響きのある声になるのでしょうか?
おそらく狙っている結果はそういったところではないかと思います。
ですが実際は、そういった指示をしても
その方が声が出ているようなイメージがするだけで
声量が大きくなることはあまりありません。
ただ普段声を出さない方で
声帯が固まって振動し辛くなっていたり、
喉が絞まっていて声道の空間が狭く
息が細くなってしまっている方には
息をもっと流して!というような表現になるのだと思います。
もし本当にしっかりとした密度のある
響いている声を出そうとするのなら
声帯全体を効率よく振動させる必要があります。
そのためには息は多く流れていない方がいいのです。
声帯はしっかりと閉鎖し、ある程度柔軟性を保ちながらも分厚い状態にして
そこに空気圧が加わる事で俗に言う良い声というものが発声されます。
この時息の抜け具合はかなり少ないのです。
息が声に変換されている、
というようなイメージをしていただいてもいいかと思います。
わかりやすくシンプルに言うと
声帯からの息漏れが少ないほうが、声帯はきちんと鳴ります。
この響きや芯のある硬め声に関しては
ハッキリと音の密度や輪郭があるばかりでなく、息の持ちも良く、
長いフレーズやロングトーン等のフレーズにも向いています。
それに対して
息が多く漏れている声は、
ウィスパーボイスといわれる柔らかい温かみのある声や
ハスキーな声になります。
なのであえて表現としてそういった声を出したい
といった場合には、通常時より息を多く流して
声に空気をたっぷりと混ぜて上げてください。
どちらも歌の中ではよく使う声色なので
曲やフレーズによって切り替えていけるのが理想ですね。
他にも声色自体は様々な種類がありますが
まずこの2つを使いこなせるようになれれば
他の声色はその応用や微調整で出せるようになる事も多いです。
そのためにも硬く密度のある声と
柔らかい空気の混じった声、
2つどちらもコントロールして
出せるように
時間をかけてボイストレーニングをしていきましょう。
実際の音声に関しては、是非動画の方をチェックしてみて下さい。
動画はこちらからチェック↓↓
よくトレーナーに「もっと息を流して!」とか
「もっと息を吐いて!」などと言われる事はありませんか?
その指示の時、
トレーナーは声がどうなることをを狙っているのでしょうか。
はたして息がたくさん流れている方が
声が大きくなり、しっかり出るのでしょうか?
遠くに届くような響きのある声になるのでしょうか?
おそらく狙っている結果はそういったところではないかと思います。
ですが実際は、そういった指示をしても
その方が声が出ているようなイメージがするだけで
声量が大きくなることはあまりありません。
ただ普段声を出さない方で
声帯が固まって振動し辛くなっていたり、
喉が絞まっていて声道の空間が狭く
息が細くなってしまっている方には
息をもっと流して!というような表現になるのだと思います。
もし本当にしっかりとした密度のある
響いている声を出そうとするのなら
声帯全体を効率よく振動させる必要があります。
そのためには息は多く流れていない方がいいのです。
声帯はしっかりと閉鎖し、ある程度柔軟性を保ちながらも分厚い状態にして
そこに空気圧が加わる事で俗に言う良い声というものが発声されます。
この時息の抜け具合はかなり少ないのです。
息が声に変換されている、
というようなイメージをしていただいてもいいかと思います。
わかりやすくシンプルに言うと
声帯からの息漏れが少ないほうが、声帯はきちんと鳴ります。
この響きや芯のある硬め声に関しては
ハッキリと音の密度や輪郭があるばかりでなく、息の持ちも良く、
長いフレーズやロングトーン等のフレーズにも向いています。
それに対して
息が多く漏れている声は、
ウィスパーボイスといわれる柔らかい温かみのある声や
ハスキーな声になります。
なのであえて表現としてそういった声を出したい
といった場合には、通常時より息を多く流して
声に空気をたっぷりと混ぜて上げてください。
どちらも歌の中ではよく使う声色なので
曲やフレーズによって切り替えていけるのが理想ですね。
他にも声色自体は様々な種類がありますが
まずこの2つを使いこなせるようになれれば
他の声色はその応用や微調整で出せるようになる事も多いです。
そのためにも硬く密度のある声と
柔らかい空気の混じった声、
2つどちらもコントロールして
出せるように
時間をかけてボイストレーニングをしていきましょう。
実際の音声に関しては、是非動画の方をチェックしてみて下さい。
動画はこちらからチェック↓↓