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【動画】高音が必ず伸びるボイストレーニング法㉗~高音域の共鳴編~

2020/04/22
高音の発声を伸ばしていくのには、
共鳴という考え方も非常に重要になっていきます。

共鳴とは声帯で振動している音が共鳴腔といわれる空間を震わせる事で
振動が増幅し、響きや音量が大きくなる事をいいます。

この共鳴する場所ですが、主には胸の空間、
喉の空間、口腔内、鼻腔、副鼻腔
などがあります。


そして低い声では胸腔に響かせ、
高い声では口腔より上(副鼻腔等)
に、
さらには頭に響かせる(頭声)
というように
音域や出し方によって
このどこに共鳴させるかが変わる
という考え方が一般的にも知られているかと思います。 

ですが声を出せばこのほぼ全てが共鳴
はしているはずだという方もいるかと思います。


なのでこのどの位置にある共鳴のポイントに当てるか
というのはどの場所をメインで共鳴させる、
またはさせたいかというイメージであると思って頂いてもいいと思います。


もちろん物理的にこの筋肉を使うと引き上がって共鳴ラインが上がる
という事もあるのでトレーニングの必要はありますが、

人の身体はイメージすることで
そこに向けて筋肉が動いてくれやすくなるので、
イメージはとても大事な事なのです。


しかし、共鳴を意図的にコントロールする事はとても難しく
イメージのみでは上手く出来ないことの方が多いです。

イメージしながら狙って響かせたい場所があっても
何かしらの理由により
その場所が狭くなってしまっていたりすると
当然そこは響きにくくなってしまいます。 


そんな場合には物理的に共鳴させたい場所、
その空間を開いていくというボイストレーニングをしていきましょう。




例えば子音を利用して、高音の共鳴を狙っていく
というやり方を試してみて下さい。



まずは「はっ(ha)」で高い声を狙って発声してみて下さい。

「はっ」と短く切ることで
口の中や喉の奥の空間が開きやすく共鳴させやすい状態をつくれます。


続いて「が(ga)」という子音でも
発声してみて下さい。


「が」という言葉は舌の奥の辺りと
上顎がくっついている状態から
勢いよく離れるときに出る言葉なので、口の中と喉の空間が開きやすく
口腔内や喉上の場所に共鳴させやすい言葉です。


高音の体的なポジション、
共鳴させ響かせる場所のコントロールが上手くいかないという方は試してみてください。

出して感覚が掴めていけば
他の子音や言葉でも口腔内や喉上の部分などに
響かせやすくなっていきます。

細かい練習の仕方や響きの違い等は動画で実際に聞いて確認してみてください。









動画はこちらからチェック↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。