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VOICE TRAINING INFORMATION― ボイトレ情報 ―

【動画】リズム矯正トレーニング④~Beat編~

2020/03/18
beat(ビート)という言葉をご存知でしょうか。
ポップスやロックなど、
多くのジャンルの曲にはbeatというものが存在します。


beatとは何なのか
英単語として直訳すると
打つという意味になりますが
拍子などとは、また違う概念です。

主には打点としてが1小節内にいくつあるのかや
そのタイミングなどで分けられています。

例えば4分の4拍子の1小節
8つに分けて打点を刻む場合は8beat

1小節16個に分けて打点を刻む場合は16beat
等です。

ドラムであれば8beatであれば
8beatの叩き方があり
同じように16beatであれば16beat
の叩き方のパターンがあるので
わかりやすく重要なのですが
歌う人にとっては意識している方は
そこまで多くないかも知れないですね。


ただバンドや弾き語りのボーカリスト
カラオケでもワンランク上のステップに進みたければ
歌にとってもとても需要なものです。


もしボーカルにbeatの意識がなく
8beatのノリなのに4分音符の乗り方で歌ってしまっていたら
のっぺりとした歌になりかっこいいものにはならないでしょう。


シャッフルbeatという跳ねているリズムが特徴的なbeat
の曲なのに通常の8beatのように歌ってしまっていても
楽器隊やカラオケとあきらかにずれてしまうので
これもよろしくないですね。



このようにbeatに沿った歌い方をしないと
その曲のノリを上手に出す事ができません。


beatに合わせて歌うには
譜面通り何拍か伸ばしたあとそのbeatに合わせた
休符のタイミングで音閉じの処理をする
という使い方や

時に0.5秒を切るような短い休符で
リズムを出すためのブレスをしたり

ブレスのあと次のフレーズ頭では
子音から母音への移り変わり、
つまりは音の立ち上がりを早くするための
テクニック等が必要です。


中には感覚だけでこれらbeatに合わせた歌い方が
出来ている方もいらっしゃいますが
意識を持ち正しく表現する事が出来ると
 更にノリのあるかっこいい歌になります。


リズムに苦手意識がある方や
ビートの意識をした事はないという方は
まず歌おうとしている楽曲が
どのようなビートで構成されているのかを
取ってみて下さい。

ドラムスの音を聞いてチキチキと音を刻んでいる
ハイハットシンバルの音を聴くと
ビートを判別しやすい場合が多いです。


そうしてビートがわかったら改めて
その上にのっかっているボーカリストは

音をどれくらいの長さで切っているのか

どんな発音の仕方をして

アクセントをどこにおいているか
というようにどのような歌い方をしているのかじっくりと聞いてから再現してみて下さい。





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ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。