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【動画】声の枯れるメカニズム~枯れない声の作り方~

2019/04/27
歌が好きな方はもちろん、皆さん声枯れは辛いですよね。
歌うことはもちろん出来ませんし、日常生活にも支障が起きてきます。

声が枯れるのは、声帯の炎症です。

ではなぜ声帯が炎症を起こすのか。


原因はいろいろあります。
単純に風邪などをひいてしまって、喉全体が炎症を起こしてしまう場合があります。


その炎症が、声帯にまで広がってしまえば、声は枯れてしまいます。
そうではなく、歌を長時間歌ったり、大きい声を出そうとして発声によって枯れることもあると思います。


しかし、日常的に長時間大きい声で歌っていても声が枯れにくいプロの歌手はどうでしょうか。
違いは何なのでしょうか。


風邪などではなく発声によって声が枯れてしまうのは,
声帯がバランスよく合わさって声が出ておらず、
声帯の一部分が強く当たってしまいそこにダメージを受けているからです。




声帯は筋肉を覆った粘膜のひだが対になっているものです。
これがくっついたり離れたりすることで呼吸したり、声を出したりしています。


声を出すときは、この声帯同士がくっつきます。
このくっつき加減で裏声や地声、息の漏れ具合が変わってきます。


声帯全体がピタッと合わさった息漏れの少ない声はダメージを受けにくいですが
息漏れがある=声帯の合わさり方が均一でない


ということなので当然負荷がそこにだけかかってしまいます。


その使い方が癖になっていると、
それが更に悪化してしまいポリープや声帯結節などになってしまいます。


バランスよく声帯を鳴らすには、声帯の周りの筋肉の力を柔軟にしておくことです。
その為には、喉の力みを取らなくてはいけません。


喉の力みの原因は様々です。


呼吸、姿勢、口の開け方、重心の位置、言葉の言い方、音程、etc…

バランスよく鳴っている声は、息漏れが無く、芯のある鳴り方をしています。
声量もコントロールしやすいなどのメリットもあります。
痛めにくいだけではなく質的にも歌に適しているんですね。

※あえて息漏れ声を使う表現もありますが使い過ぎるとやはり負荷がかかってしまいますので様子を見ながら調整してくださいね。


内視鏡のスコープを入れながら発声をチェックすれば声帯の状態がわかるのですが
そういうわけにもいかないので出来ているかどうかは鳴っている音で判断するしかありません。


正しく鳴っている声の見本をよく聞いてくださいね。

何が原因でバランスよく鳴っていないのかをチェックし、改善し、
声枯れを防止していきましょう。

動画はこちらからチェック↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。