ボイストレーニングの方法や、滑舌・話し方に関するお役立ち情報をお届けします

歌いたい曲のサビが高くて歌えない…。

どうやって攻略したらいいでしょうか？
その歌を何度も繰り返し歌い続けたらいいのでしょうか？
それは遠回りにも程があります。

やはり高音を出したいのなら発声練習は必須です。

ではどのような発声練習が効果があるのでしょうか？

目標の高音があるとして、その音を単音でいきなりのは出すのは非常に難易度が高いです。
まずはアーチ型の発声練習でトップに高音をもってくるやり方をお勧めします。


具体的に言うと

ドレミファソファミレドのように5度のスケールを下から上に行って帰って来る。
又は、ドミソミドのように2度と4度を抜いて行って帰って来る。
又は、ドレミレドのように3度で行って帰って来る。


このように下から順番に音を辿っていって目標の音をトップに持ってくると、
単音で出すよりも高音が出る確率が高くなります。


まずは出しやすいやり方でその音を目指し、
出る感覚を何度も体感することで単音でも出る可能性が大きくなってきます。
この繰り返しで高音は徐々に伸びていきます。

初めはアーチ型でもすぐには目標音まで辿り着けません。
繰り返すことで少しずつ体に覚えさせるのです。


上手くいかないと思って諦めないでください。
他の動画や記事を参考にして、口の開け方、共鳴の移動、喉を開くこと、声帯の閉鎖加減、息のスピード、重心のかけ方、姿勢など…。
全部いっぺんには無理なのでひとつずつ意識して色々な角度から試して見て下さい。
様々な要素のバランスが大事です。

また、注意点として無理はしないでください。
正しい発声でないうちに無理に出そうとすると声帯を痛めてしまいます。
最初のうちは少し不安定になるぐらいで止めて大丈夫です。
続けるうちに不安定さが取れて、身についていきます。

5度が得意な人もいれば3度が出しやすい人もいます。
自分にあった進み方を見つけましょう。

そして、言葉によっても出しやすさは変わってきますので、
「あ」がやりづらければ「い」や「え」などいろいろな言葉で試してみてください。

まず男性はＡ４(ラ)を目指しましょう。
出るようになるとかなりの数の男性曲が原曲キーで地声で歌いこなせるなります。

A4が地声最高音の曲を調べてみました。

粉雪 / レミオロメン
灰色と青 / 米津玄師＋菅田将暉
全力少年 / スキマスイッチ
蕾 / コブクロ
空も飛べるはず / スピッツ

人気曲がたくさんありますね！
もちろんA4をクリアしたらさらに難易度が高い曲に挑戦しまししょう。


さあ、動画を見ながら一緒に発声練習してみましょう。


動画はこちらからチェック↓↓