ボイストレーニングの方法や、滑舌・話し方に関するお役立ち情報をお届けします

皆さんは発声練習の大切さに気付いているでしょうか。

ボイストレーニングに通ったことがある方は
誰しも発声練習をやった事はあると思います。

色んな発声練習のメニューはあるみたいだけれど
それを言われるがままにとりあえずで
こなしてはいないでしょうか。


毎回必ずやってるこのメニューは何のためだろう。
いっつもやっているけれどやる意味があるのかな、
と疑問に思った事がある方も
沢山いるのではないでしょうか。



実際に普段のレッスンの中でも
そんな言葉をよく聞きます。



以前は別の場所でしばらくトレーニングを受けていたけれど
特に変化を感じられなかった。
というような方からその話題になる事が多くあります。



その中には
毎回レッスンに行くと
取り合えず決まった発声練習をして
その後に歌う。

という流れで
歌に出てくるこの高い声が辛い
という話をしても
いつもやってるこの発声練習を
やっていればそのうち出るようになります。

と言われ
1年以上同じ発声練習を繰り返していた。
だが結果出せる音域には変化がなかった。

と言うお話もありました。


確かに長い期間発声練習をしていて
何も変わらなければ発声練習には意味がない
と思うのも当然ですよね。




ですが間違いなく言えることとして
発声練習には意味があります。
勿論やる価値もあります。


ただ、何の意識もせずに
何のためにやっているのかもわからずにするのでは
きっと技術向上に繋がる事は稀でしょう。

本来発声練習には声帯の動きを効率の良いものにしていったり
必要な筋肉や神経の発達をさせていく事で
バランスの良い発声に導いたり
という効果があります。



大事なのは
どういった原因で出したい音が出ないのか。

どんな理由からこのメニューの発声練習をやるのか。

この練習の時には何に注意するべきなのか。

というような事を理解して
トレーニングしているかというところです。

そのためには当然トレーナーが
説明をしっかりしている必要もあります。



例えば
高い声を出すためには
トレーニングで声帯を滑らかに伸展させられるように
する必要があるので
今回はオクターブの跳躍をします。
　
という説明があり理解した上で
トレーニングを進めていくという事です。




なのでもし今通っているボイストレーニングスクールが
何の説明もなくただ毎回
同じ発声練習メニューをしているようであれば
一度トレーナーにどういった理由で
このメニューをやっているのか
を聞いてみて下さい。



もしその説明や内容に納得が出来なければ
違うトレーナーのレッスンを受けてみるのも
一つの手段かもしれないですね。










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