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【動画】音程が苦手な人の傾向とその対策法!~2つのタイプの音外れ~

2020/05/30
歌のメロディーのピッチをとるのが苦手だと思う方は多いと思います。

このピッチをとるのが苦手な人は
ざっくりと2つのタイプに分けることができます。


ピッチが基準より上に外れてしまう方と、
基準より下に外れてしまう人です。


そしてこの内の80%~90%の方が、
下に外れてしまう方なのです。


では上下に外れてしまう時の傾向と、
その原因を考えていきましょう。


上に外れてしまう方の傾向としては、
声が大きい方が多いです。

大きく声を張り上げて歌ってしまうと、
伴奏やカラオケのバックの音等も良く聞こえなくなってしまい
自分の出している高さがどこかわからなくなる事で上ずってしまうことがあります。
また息の圧力が強くピッチが高くなりやすいというのもありますね。


いわゆる音痴と言われている方はこのタイプの場合が多いです。

上に外れないようにするには、まずは声量を適切にして
周りの音と自分の出音を確認してずれを修整していきましょう。



そして下に外れてしまう方の傾向としてはそもそもの声量が無かったり、
もしくは自信が無くて声が小さくなってしまっている事が多いです

その声が小さい為に、外れた時にも目立ちにくくもありますね。

もちろん高い声でピッチが下に当たってしまう場合等は
単純に高音に届いていなかったり
疲労からピッチが上がらなくなっているという事もよくあります。


そして声が小さいタイプの方は、やることはわかりやすいです。
まずはしっかりと声を出していきましょう。
また音を外してしまう時は、それがはっきりと自覚できるように思いきりよく外しましょう。


声の大きさとピッチの高低は比例関係であり、
大きい声は勢いもつくのでピッチが高くなりやすく
小さい声はピッチが低くなりやすいのです。

その他にも声帯の伸展具合や息の圧力、口の開き具合等
色々とピッチが合いにくくなる要素は沢山ありますが、
基本としてピッチを決めるのは声帯のみです。

なのでその声帯を無駄なく効率よく使えていれば自然なピッチが取りやすくなります。 
そのためには声量というのも大切だという事ですね。


まとめると
上にずれてしまう方、声を張りすぎているという状況であれば
適切なボリュームにし周りの音をよく聴きあわせる。

下にずれてしまう方、声が小さければこちらも適切なボリュームにして
自分がどういうメロディを歌っているのか意識しながら歌ってみて下さい。


どちらにずれているか、またはそもそもずれているのかがわからない
といった方は是非ボイストレーナーに聞いてみてください。





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ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。