ボイストレーニングの方法や、滑舌・話し方に関するお役立ち情報をお届けします

VOICE TRAINING INFORMATION― ボイトレ情報 ―

【動画】リズム矯正トレーニング⑩~実戦練習編~

2020/04/11
ボイストレーニングをしていると
発声方法に注目がいきがちですが
皆さんリズムの練習はどうしているでしょうか?


リズムというのは歌だけでなく音楽にとって
とても重要な要素なので
練習も必要不可欠です。


リズ厶が上手に取れなければ
カラオケやバックバンドに合わせているつもりでも
自分だけでどんどん早くなっていく
いわゆる「走る」という状態や

逆に自分だけ遅くなっていってしまう事もあります。
これはよく「もたる」といったりもしますね。



そういった事がおきないように
リズムトレーニングをしていきます。

そしてリズムトレーニングには、
メトロノームが必須アイテムです。
メトロノームのカチッカチッ
という音に合わせて手を打ったり
何かを叩いたりして
自分でも音を出していくやり方です。


よく生徒さんから話を聞くのは
膝でリズムとってます!

と言われる方もいるのですが
音がしっかりと出ていないと
自分がずれていても気が付かない
事があります。

そうすると練習している意味がなくなってしまうので 
最低限メトロノームと自分の出す音が
両方聞こえるくらいの音量があるといいと思います。

例えば手を叩きながらメトロノームに合わせていくと
完全にジャストになっている時
メトロノームの音がクラップの音と混ざり合って
かき消され聴こえなくなる現象がおきます。

これがジャストで合っているという状態です。
狙ってその状態がキープできるよう
トレーニングしていけるといいですね。



また歌の中でリズムをキープする
トレーニングとしては
メトロノームを流しながら
さらに裏拍を手で叩きながら歌う

という方法があります。

ある程度リズムの感覚が無いと
難しいかもしれませんが
とてもいいトレーニング方法です。


この裏拍が難しいようであれば、
まずは表拍を叩きながら歌う事からやってみてください。
こちらはメトロノームと同時に叩く事になるので
比較的やりやすいと思います。

それでも歌っていくと
途中から段々と走ったりもたったり
してくる方はとても多いです。

リズムトレーニングは思っているより
難しく感じる事もありますので
最初はゆっくりのテンポから始めていくのも大切です。

歌いたい楽曲のテンポ(BPMという言い方もします)
がいくつなのかをネットや楽譜等で調べて
その速さを基準として練習をしてみて下さい。

また、曲を通すと難しい場合は
Aメロ、Bメロ、サビ等
セクション毎に出来るようにしてから
繋げるというやり方でも問題はありません。


発声練習と同じく、地道なものではありますが
じっくりとリズムトレーニングをして
気持ちよく歌えるようになっていきましょう。









動画はこちらからチェック↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。