ボイストレーニングの方法や、滑舌・話し方に関するお役立ち情報をお届けします

VOICE TRAINING INFORMATION― ボイトレ情報 ―

【動画】リズム矯正トレーニング⑦~Groove編~

2020/04/01
リズムの用語で、Groove(グルーブ)という言葉がありますが
皆さんは聞いたことはありますか?

ただこの言葉、明確な定義がないのです。

意味を調べようとまずは英語の辞書を見てみると
そこには名詞として「溝(レコード盤の)」
動詞として「調子がいい」という意味である。
と書かれてはいます。


ただこの意味はあくまで
言葉としての意味ですので
音楽的に使う表現、そのニュアンスは含んでいないようです。


実際音楽をしている人達のなかでも
grooveという言葉のニュアンスは
ある程度共通してるものの

厳密に言語化しようとすると
やはりとても難しいですね。


それが何故かというと
Grooveという言葉には
人それぞれ感じる物が違う
からです。

音楽リズム的に盛り上がっていたり
ゆったりしていたり
不規則にテクニカルであったり
それぞれに好みがあるのと同じように

「このフレーズはGroovyだ」
と感じる瞬間も人によって様々だからこそ
定義をつけるのが難しいのでしょう。


ただ共通するものがあるとしたら
どんなリズムラインやフレーズであっても
そのリズムに高揚感を感じているという
事だと思います。


リズムとしてノリが良いRockやPopsのように
2拍4拍にアクセントをつけて演奏をしたりすると
一定のアクセントがある為に
リズムに大小の波ができて
その波に乗って進んでいるような
体が思わず動いてしまう事もありますよね。
 
このような音やリズムの波に乗っかって
進んでいく感覚
もGrooveの1つだと思います。

Grooveには人それぞれの考えがあるので1つの考えです。


最近ではラップも流行っていますが
ラップも必ずリズムの中にはめています

Popsのように強拍にアクセントを入れたり、
4つ打ちのように一拍一拍アクセントを入れていたり
16分音符で「・・・・・」
の赤の場所にアクセントが来るように
したシンコペーション等が
移り変わる中でGrooveを感じる事も
あると思います。



他にも例えば楽器のみの
インストやジャズ等の楽曲ソロでも
複雑な音価の短いリズムから
急に4分音符を連続して演奏し浮遊感を感じる時など
その一連の複雑でジェットコースターのようなリズムの波も
またGroovyと感じる1つでしょう。


ただの同じリズムパターンの繰り返し

ダイナミクスが加わり、
演奏者の熱量が上がってくるだけでも
Grooveがでてると感じる事はあると思います。


このように人やジャンルによっても
感じ方は様々ですがご自身が思う
Grooveというものを是非考えて
見つけてみてください。





動画はこちらからチェック↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。