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【動画】声の厚みを波形でチェック!~か弱い声を脱却する方法~

2020/01/25
音程やリズムは取れていると思うけれど
声が細くて迫力がない。

レッスンでもこのようなお悩みを相談されることがあります。


声が細い、声が太いという言い方があると思いますが
そもそも声が細い、太いというのはどういうことでしょうか。
なんとなくのイメージは皆さんあると思います。


細いというと
少しキンキンしていたり、弱々しかったりする声

を想像するのではないでしょうか。


反対に太い声というと
どっしりと迫力のある声
を思い浮かべますよね。
男性のオペラ歌手なんかはきっと太い声という印象ではないでしょうか。


このように声を聞けば、その違いは分かると思いますが、
それを数字的に見る方法があります。


ここでそもそもの音の原理をおさらいしたいと思います。

音=波

ということは聞いたことがあるでしょうか?
簡単に言いますと
音は空気の振動が波になったものです。


そして1秒間に何回振動したかで音の高さが変わってきます。
この振動数のことを周波数
と言いHz(ヘルツ)
という単位で表します。


例えばA4(ラ)は440Hzなのですが
これは1秒間に440回声帯が振動しているということです。


最近は声を出すとどの周波数がどれくらい
振動しているかを波形で見れるアプリがあります。


動画でも紹介しているのですが(2:50頃〜)
出している声の周波数が反応して波形になります。


そして、この周波数というのは、
例えばA4(ラ)は440Hzはということをお伝えしましたが
動画にもある通り440Hz以外の場所も反応しています。


人間は声を出すとき狙った音以外の周波数の音も一緒に出しています。
これは倍音と呼ばれるもので『倍』という字がつく通りメインの音の倍の周波数をもつ音のことです。


これは二倍に限らず、さらに倍の音も倍音と呼びます。
この倍音が声の細い、太いに関係してくるのです。


倍音が出ていれば出ているほど豊かで
一般的に太い声
と言われる声になり、
反対に倍音が鳴っていないと細い声ということになります。


この倍音を増やすには出来るだけたくさん共鳴腔に響かせることが
ポイント
となります。


主な共鳴腔は口腔、鼻腔、咽頭腔なので
そこにできるだけ響かせられるように意識しましょう。


先ほどご紹介したアプリを使ってモニターを見ながら、
どういう声の出し方をすると倍音が多く出るのか試してみてください。


声が細くてお悩みの方はぜひ倍音という意識も持って
発声練習に取り組んでみてください。
豊かな響きのある声を作っていきましょう。



動画はこちらからチェック↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。