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【動画】共鳴が分かれば高音は更に伸びる!ヘッドボイス・ミドルボイス・チェストボイス

2018/12/15
発声における大きな要素である共鳴。
共鳴をコントロールすることで歌に立体感が出てきます。

そもそもボイストレーニングで言う共鳴とは…

声帯で作られた音を身体のある部分に響かせて音を増幅させて鳴らす。

と考えて頂いたらいいと思います。


一般的には…

チェストボイス(胸声)ミドルボイス(中声)ヘッドボイス(頭声)の3つに分けられます。

チェストボイス(胸声)=字の通り、胸の辺りに響かせる声。
低音が響きやすい。

ミドルボイス(中声)=顔の前に響かせるような声。
中音が得意。口腔や鼻腔に特に響かせるイメージ。

ヘッドボイス(頭声)=主に高音で使う声。
頭の上、後ろから音が出るイメージ。

3つご紹介しましたがこれらは

『どの音域から胸声、中声、頭声』とはっきり分かれているわけではありません。

グラデーションになって
無段階的に調整できるもの
です。

そして同じ音域でも共鳴させるポイントは人それぞれです。
発声練習でこの共鳴の移動をスムーズにできると歌に活かしやすいです。


では実際出すときのポイントです。

チェストボイス(胸声)
いつもの喋り声より少し低い音で「あー」や「えー」など声を出してみてください。胸に手を当ててみて、しっかりと振動を感じられればOKです。

ミドルボイス(中声)
いつもの喋り声か少しだけ高い音域で「はっはっはっ」と前歯の裏側に声を当てるようなイメージで発声してみてください。このとき鼻を触ってみて響いていればOKです。

ヘッドボイス(頭声)
裏声になってしまうぐらい高い音域でやります。こちらも「はっはっはっ」でやりますが、この時あくびの喉の形を意識すると喉が締まりにくく、軟口蓋(喉の奥の柔らかいザラザラしたところ)が上がりやすいです。(←高音発声時、重要です!)


以上のポイントを押さえて、3つの発声ができたら次は低音から高音まで共鳴を移動させながら繋げてみましょう。

響いてる場所を手で触りながら確認していくとわかりやすいです。
最初は胸→喉→口→鼻→おでこ→頭のようにです。


音楽の中でダイナミクスという言葉がよく使われたりします。
一般的には抑揚や音の強弱を表していますが、
本当のダイナミクスはこの共鳴の移動で表現される事ができるのではないかと思います。
低いところを下の方で鳴らすことでより深みが出たり頭から抜けるような高音で迫力を出したり…。


上手いけどつまらないと言われる方がいたとしたらこれが原因かもしれませんよ。
共鳴の移動をマスターしましょう!

動画はこちらからチェック↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。